読書の記録をしたいが、どのようにしたら良いか。
手書きのノートを使うか、アプリを使うのが良いか、と迷いますね。
せっかく始めるなら、継続しやすい読書の記録方法を知りたい、と考えます。
当記事では、読書記録ノートの方法とツールの特徴、ノートをつけるときのコツを解説します。
読書の記録にノートのテンプレートを活用しよう
読書記録のノートは、テンプレートを作っておけば、効率が上がります。
読書記録の方法は、2つです。
自分で、オリジナルテンプレートでノートをつくる方法と、オンラインの無料ダウンロードを利用する方法です。
オリジナルで、読書記録のノートをテンプレートで作る場合、どの項目を設定するのかは、個人の考え方によると思います。
読書記録ノートを、将来どう役立てるかによって、テンプレートの項目設定は変わります。
最低要素としての必要要素は、整理番号・読み終わった日付け・題名・著者名。
可能なら、50文字から100文字程度のメモスペースを作っておくと良いです。
本を読んだ印象・心に残ったセンテンスを、書き留めておくのです。
ポイントは、後日、読書記録ノートをどう役立てるのか、です。
また、オンラインの無料テンプレートを使う方法も有ります。
ピンタレスト https://www.pinterest.jp/pin/807340670675923444/ から、使えます。
ただし、商用利用には、著作権について、確認しておく必要があります。
読書記録ノートに、くもんの教室で「読書ガイド」を購入
子どもが読書の記録を残す時に、読書感想文を書くことまでは、重要だと思っていませんでした。
「いつ、何を読んだか」「これまで、何冊を読んだか」の記録として、息子に書いてもらっています。
くもん式ノートを読書記録ノートに活用
本屋さんで見かける読書ノートは、文庫本のようなサイズ(厚い)のため、子供には難しいなと思っていたのです。
ですので、「くもん式のノート」は、日付と書名と作者名を書くだけです。
書き込むスペースが数行、というシンプルさが気に入っています。
これは1冊づつ読書の記録をして、読書感想文も自分で書くようになっているのです。
すべてを自分で書くのは、難しそうなので、1日の終わりに親が、メモ程度を書いておこうと考えています。
子供の読む本も、段々と絵本から児童書まで、多様になってきています。
子どもにとっては、読書の感想文を一言書くだけでも、良い習慣になると思っています。
記録をする ノートには、 子供むけノートがあります
読書ノートとは、読んだ本について記録するノートのことです。
子供向けの読書ノートも出版されています。
早速、今日からお子さんと一緒に、読書ノートを作ってみましょう!
子供向けなら、書きやすさと続けやすさが重要
無地のノートでは、味気ないし、飽きちゃいます。
子供向け読書ノートの特徴は、楽しめる 、見た目がかわいい(キャラ使用など)などがあります。
子供向けノートは、とてもわかりやすく、小学1年生でも十分扱えます。
子供自身が、記入できるようになっています。
子供向けのノートは、大人気キャラクターが印刷され、長く続くよう工夫されていることが特徴です。
慣れてきたら、お子さんと相談しながら、項目を変えていきましょう。
楽しく読書できるための、補助になる存在を目指しましょう!
読書記録ノートの書き方・作り方
せっかく時間をかけて、本を読んだのに、本の内容を、思い出せないことがあります。
本を単純に読むことだけでは、読書の効果が薄いです。
後日に役立つ「読書記録ノートの書き方・作り方」について解説します。
読書記録ノートの書き方を実践することで、本から吸収する内容が濃くなり、実生活でも活用できるようになります。
つまり読書ノートは、記録という目的だけでなく、知識の吸収量が高まるという効果も期待できます。
読書記録ノートに何を書くか
まず、読書記録ノートに記録することは、タイトルです。
読んだ本の名称を書いておきましょう。
次に、重要だと感じたポイント。
(現在の)自分にとって、役立つ・必要・心の琴線に触れると感じた部分です。
あえて、「現在の」としましたのは、自分自身の成長により、役立つ・必要と感じる部分は、変わっていくからです。
つまり、人は成長していく段階によって、感じることが変化していきます。
良い本であるほど、 数ヶ月か数年して、再読すると、前回には特に感じなかった部分が、よく理解できたりなどと、変化を感じさせてくれます。
今日と未来の自分が感じるポイントは進化
まず、今日の自分として、本を読んでいて、勉強になったと感じたポイントや、重要だと思った部分を書き出しましょう。
成長のためには、読書の記録からノートに書いたことを、行動に生かすことが重要です。
行動に生かしやすいように、今自分が向き合っている物事に、応用できると、感じるならば、そのことに沿ったメモも、書き加えておくと良いです。
本を読んでインプット、ノートに書くことで記憶に留めて行動へのヒントを得る。
そして、実際の日常で、実践してみる。
何もビジネスだけに限りません。
日常生活や、人間関係、自分の思考の仕方、などにも実践へ応用できることが、読書記録ノートには、たくさんあります。
応用のヒントも一緒に、書き加えておくのが、読書記録ノートのコツです。
読書記録はエバーノート(Evernote)で超整理術
エバーノートで、「読書記録ノート」を作るのもおすすめです。
エバーノートは、特に読書記録専用のサービスではありません。
しかし、デジタルツールですので、文字が劣化しない、タイトルだけではなく、文章の文字までも、一瞬で検索できるツールです。
ジャンル・カテゴリで整理する必要がない
通常、何かをノートに記録する場合、カテゴリ・ジャンル等によって、ノートで分けるということをします。
また、パソコンで記録する場合でも、ジャンルごとにフォルダ分けをしている人が多いと思います。
それは、ジャンル・カテゴリで、整理しておくことで、のちに、探しやすくするためです。
しかし、エバーノートの場合なら、一瞬のテキスト検索で、目当ての文書を探すことができます。
あるいは、一覧にして、見比べたいと考えるならば、例えば「読書記録」というタグを付けて、好きなように文章を書けばいいです。
あとで、「読書記録」というタグ名で、検索すると、一瞬にして、読書記録ノートが並んでくれます。
整理するということを、深く考えずに、どんどん記録していけます。
エバーノートのストレージの中には、読書記録の他に、様々な文書や画像・音声を、入力保存し、スクラップボックス状態で、保存されていきます。
しかし、後日必要な時に、一瞬で見つけられるということが、最大の魅力です。
タグを付けておけば数年前の記録も「秒」で見つけられる
エバーノート公式ブログには、「Evernoteで簡単にできる読書管理術」と題して、エバーノートを使った読書管理の方法が紹介されています。
詳細に紹介されていますので、参照してみてください。
普段から、エバーノートを活用されている方なら、すでに読書記録ノートとして、活用しているかもしれません。
一般的なPCの使い方で、フォルダ分けの整理に慣れている方なら、エバーノートの中に、「読んだ本」というノートブックを作成する方法もあります。
新しい読書記録ノートを、エバーノートのノートブックの中に、追加していく方法が馴染みやすいやすいかもしれません。
しかし、前述した「タグづけする方法」ならば、ノートブックを探す必要もありません。
読書記録ノートを書く前でも、書いたあとでも、タグを読書記録とつければ、良いだけです。
それに、一度タグづけしたワードは、「タグ一覧」で一瞬で表示されます。
その一覧のタグのワードの中で、選択すれば、完了です。
このように、エバーノートを使うことで、「超整理術」が可能になります。
読書記録は手書きノートもおすすめな理由
「指(手)は第二の脳である」という言葉があるように、手、特に指を使うと、脳に良い刺激があると言われています。
指を使うことで、脳が活性化されるのです。
楽器を弾く経験がある方は、心当たりがあると思います。
数年間、弾いていなかった楽器に、久しぶりに、触れた時、音楽が蘇り、弾くことができます。
つまり、指先から得た記憶は、脳に深く残る可能性が高いということです。
読書記録ノートを手書きにすると脳が活性化
読書記録ノートにも同じことが言えます。
キーボードを叩いて、記録したノートよりも、手書きで記録したノートの方が、記憶に残りやすいです。
前述したように、エバーノートというデジタルツールを使えば、読書記録は、いつでも、何年経っても、瞬時に探し出すことができます。
素晴らしいツールです。
しかし、自分の指で、手書きで書いた読書記録ノートは、ノートに記録されるのと同時に、脳にも記憶されやすいのです。
この点が、手書きノートの素晴らしい点です。
確かに、デジタルのように、整ったテキスト文字は、あとで読み返しやすいです。
手書きノートは、手書きの味があるとも言えますが、癖のある文字はあとで読みにくいものです。
ですので、手書きノートは、読み返しには、向いていないのかもしれません。
さらに、手書きの場合、ノートが増えていくと、その整理も大変なことになってしまいます。
しかし、その分、記憶に残りやすいということが、読書記録ノートを手書きにすることのメリットです。
読書記録に手書きノートの良さとエバーノートの良さを合体する方法
実は、手書きノートの良さとエバーノート等のデジタルツールの良さを、合体させた方法があります。
紙のノートやPCではなく、iPadなどのタブレットを使います。
iPadに、エバーノートをインストールして、スタイラスペンなどで、手書きで書き込んでいく。
そして、「読書記録ノート」と、タグを付けて保存する。
これで、手書きノートの記憶に定着しやすいメリットと、あとでタグで瞬時に検索できるという、エバノートのメリットの両方を活用できます。
しかも、iPadを使ったエバーノートに手書きで、読書記録ノートを取る方法のメリットは、これだけではありません。
エバーノートのOCR技術があります。
OCRとは、画像であっても、テキスト文字として、認識させる技術です。
実は、手書き文字であっても、テキスト文字として認識するので、検索可能なのです。
手書きノートの中の、「ある」ワードを指定して、検索することが可能なのです。
まとめ
読書の記録方法には、手書きノートとエバーノートのようなデジタツールを使う方法があります。
読み返しや検索の前提があるなら、デジタルツールの技術は、大いに役立ちます。
しかし、手書きノートには、記憶への定着がしやすいメリットがあります。
また、iPadのエバーノートに、手書きで書くことで、両方の良さを掛け合わせた方法もあります。
実際には、さらに進化をしていて、iPadに手書きで書いた文字を、テキスト文字変換してくれる、ノートアプリまで、進化をしているのです。
しかも、その認識率は、想像以上に高いレベルにまで、進化しています。
読書記録ノートの方法は、いくつもの方法を選択できる状況にあります。
まずは、読書を進めて、記録する手段は、いくつか試して、自分がなじみやすい方法を選ぶのが良い選択です。
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