読書好きの皆さん。
皆さんは、普段どんな姿勢で、読書をしていますか。
「寝る前にベッドでうつ伏せに」
「ソファで寝転がりながらダラダラと」
という方も、多いのではないかと思います。
無理な姿勢で、長い時間本を読むことで、首や腰が痛くなって、悩んでいる方も、いるのではないでしょうか。
特に意識もせずに、何となく、本を読んでいる方。
実は、読書の姿勢のせいで、損をしているかもしれません。
本を読む姿勢を正すことで、首や腰が痛む悩みが、改善されます。
それだけでなく、集中力が上がり、読書の効率も、大きくアップします。大好きな本を読む時間。
せっかくなら、体にも負担をかけず、快適に読書を、楽しみたいですよね。
当記事では、読書の姿勢が体に与える影響や、本を読むのに、最適な姿勢をとるための、方法を紹介します。
読書の姿勢が体に与える影響
読書の姿勢は、体に大きな影響を与えます。
読書中に、良い姿勢を取ると、集中力が上がり、読書効率が上がります。
それはなぜか。
読書の姿勢が良いと得られる効果
背筋を伸ばす姿勢を心がけることで、胸がひらきやすくなります。
肺に酸素を、多くとりこみ、より深い呼吸をすることができます。
そうすることで、酸素が脳に、流れやすくなります。
すると、脳がより活性化し、集中力がアップするのです。
実際に、ある調査では、背筋をのばし、良い姿勢で座り、勉強をしたほうが、テストの正解率がより高くなった、という結果も出ています。
読書の姿勢が良いと疲れにくい
良い姿勢で読書をすると、体にかかる負担も軽くなり、長時間読書をしていても、疲れにくくなります。
反対に、悪い姿勢で読書をしていると、集中力が続かず、首の痛みや肩こり、腰痛などの原因となってしまいます。
このように、体に痛みが出てしまう理由の、一つとして考えられるのは、ストレートネックと呼ばれる症状です。
本来、人の首は、前方向に緩やかにカーブしています。
それが真っ直ぐな状態になってしまうことを、ストレートネックといいます。
読書の悪い姿勢=ストレートネック
ストレートネックが良くないのは、首が真っ直ぐになり、頭が前方に傾くことによって、首や肩などの、頭を支えている筋肉に、たくさんの負担をかけてしまうからです。
ひどい場合には、めまいや吐き気、ヘルニアなどを引き起こしてしまうこともあります。
ストレートネックになってしまうのは、長時間、首を前に倒した状態が続いたり、背中を丸めた、猫背の姿勢をとったりするなどが理由です。
まさに、読書の時に、とってしまいがちな、悪い姿勢が原因なのです。
こうなってしまう前に、良い姿勢を知り、改善することが必要です。
寝ながらの読書って姿勢悪いのだろうか
読書をする方なら誰でも、ついついベッドに寝転びながら本を読んでしまうことがあるのではないでしょうか。
しかし残念ながら、寝ながらの読書は、あまり良い姿勢とはいえません。
体に与える負担が、とても大きいです。
例えば、仰向けでの読書の場合。手で本を常に持ち上げた状態にしているため、腕が疲れるだけでなく、だんだん本が、顔の方に、近づいてきてしまいます。
すると、本と目の距離も、近づいてしまい、目の焦点を調節することを繰り返し、視力が悪くなってしまいます。
また、明かりが、本に直接あたらず、紙面がどうしても暗くなってしまい、さらに目に負担がかかります。
読書の姿勢|寝る前のベッドだとどうすればいい
寝る前のベッドで、読書をすることは、あまりオススメできません。
仰向けでも、うつ伏せでも、無理な体勢をとることになり、体に負担をかけてしまいます。
どうしても、寝ながら読書をしたい場合は、こちらの、寝ながら読書用の枕を使って、横向きの姿勢で読書をするのが良いと思います。
HONTO 読書枕 横向き寝 ガーゼ カバー付 MIKAWA
首や腰に、かかる負担を減らすように、枕の高さや形が、とても工夫されています。
読書の姿勢で床にごろ寝やうつ伏せってどう?
床にごろ寝したり、うつ伏せで、本を読むことは、悪い姿勢の典型例といえます。
特に、うつ伏せでの読書は、体への負担が、とても大きいです。
うつ伏せで本を読むためには、頭を、本の高さよりも、上にあげなければなりません。
頭の重さは、成人であれば、だいたい、自分の体重の10%ほど、あるといわれています。
体重60キロの方なら、約6キロを、首で支えている状態になります。
そんな姿勢で本を読めば、首への負担が大きなり、先ほどもお伝えした、ストレートネックの原因になってしまいます。
集中力も続かないため、読書の効率もダウンしてしまいます。
何となくやってしまいがちな、読書の姿勢ですが、できるだけ、しないようにしましょう。
読書の姿勢が良くなるグッズで首や腰も楽になる
寝ながらの読書では、姿勢が悪くなり、体にも、読書効率にも、悪い影響が出てしまいます。
良い姿勢で、読書をするためには、しっかり座って読むことが大切です。
姿勢が良くなれば、集中力が高まり、読書効率がアップします。
体の負担も軽減され、首や腰の痛みなども、改善されます。
とはいえ、ただ座って読めば、良いということではありません。
姿勢を良くするためには、次のポイントを、意識することが大切です。
- あごを引いて、背筋をのばし、首をあまり前に出さないこと。頭が下を向くほど、支えている首の負担が大きくなります。そのため、なるべく頭の角度が、下がらないようにします。
- 椅子は浅く座らず、深く腰掛けること。浅く座ると、体を支える面積が、小さくなり、その分、腰にかかる負担が、大きくなってしまいます。深く座った場合は、お尻と太もも、足、背中の4点で体を支えることができるので、負担が軽くなります。
- 骨盤を起こし、背骨のS字カーブを保つこと。背筋をのばすと、骨盤が起き上がり、背骨がのびた状態になるので、自然なS字カーブを保ちやすくなります。
- 膝の角度を、90度にすること。足の裏全体が地面につき、上半身の体重の負担を、分散できます。
とはいえ、これらのポイントを、自分で意識し続けるのは、難しいものです。
そこで当記事では、使うだけで、読書の姿勢が良くなる、椅子やソファなど、読書が快適になる、アイテムを紹介します。
読書姿勢に最適な椅子ってあるのか
良い姿勢を自然に整えるためには、次の4つのポイントを抑えた椅子を選びましょう。
- 高さの調節ができること。自分に合った高さに座面を調整することで、足を地面にしっかりつけることができます。膝の角度を90度に保ちやすいです。
- 肘掛けがあるもの。腕の重さは、片腕で体重の約6%あるといわれています。肘掛けに腕をおくことで、負担を分散できます。
- 背もたれが高いもの。上半身をしっかり支えることができ、背骨のS字カーブを保ちやすくなります。
- 座面は、適度にかたいものを選ぶ。やわらかすぎると、体が深く沈んでしまいます。そうすると、背筋がのびず、首が前に出て姿勢が崩れてしまいます。
安定感を保てるかたさのものを選びましょう。
このポイントを抑えたおすすめの椅子は、例えばこちら。
「タンスのゲン G-AIR ハイバック オフィスチェアロッキング メッシュ デスクチェア」
デスクチェアですが、長時間、良い姿勢を保てるような作りになっています。
ハイバックで、座面も腰の負担が減る工夫がされていれ、読書をするのにも最適です。
Amazonのランキングでも、デスクチェア部門1位を獲得しています。
値段も手頃なため、是非一度、お試しいただきたいです。
読書の姿勢で理想的なソファはどんな?
良い姿勢を保つソファを選ぶ時も、椅子を選ぶ時と同じポイントを意識しましょう。
特にソファは、座面が柔かいものを選びたくなるかと思いますが、体が沈み、背筋が伸びなくなってしまいます。
読書のためには、ある程度の硬さがあるものを選びましょう。
また、座面と床の距離が、座った時にちょうど足の裏が地面に着くくらいだと、足が窮屈にならず、角度を90度に保てます。
これらの条件に当てはまるものが、例えばこんなソファです。
「不二貿易 ソファ 2人掛け」
ハイバックで座面の硬さもちょうど良く、床と座面のスペースも足を90度の角度に保つことができます。
読書の姿勢が疲れない楽になるグッズは
読書用に、椅子やソファを置くスペースがないという方は、簡単で便利な読書グッズに、頼ってみるのはいかがでしょうか。
オススメのグッズは、本を固定してくれる、ブックスタンドです。
読書の際に、常に本を手で持ったままだと、腕が疲れてきて、姿勢が悪くなり、体を痛める、ストレートネックの、原因にもなってしまいます。
ブックスタンドを使えば、手が疲れることもなく、楽な姿勢を保ちながら読書をすることができます。
例えばこちら。
「actto BST-02 ブックスタンド」
重量は、301グラムとコンパクトで、本の角度を、18段階に、調節することが可能。
自分の、見やすい角度に、合わせられるので、とても使いやすいです。
Amazonのレビューでも、使用した多くの方が、高く評価しています。
手で本を持たないぶん、疲れずに読書を楽しむことができます。
まとめ
読書中の姿勢は、私達の体に、とても大きな影響を与えます。
良い姿勢をとることは、読書の効率アップにも、体の負担軽減にも大きな効果があります。
反対に悪い姿勢で、本を読むことは、首の痛みや腰痛などの、原因になってしまいます。
正しい姿勢を保つために、最適な椅子やソファ、便利なグッズを使用して、読書の姿勢を改善することが大切です。
姿勢を改善し、是非大好きな読書の時間を、グレードアップさせてください。
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