転職面接は苦手だな、自己PRって何言えば良いのか、考えているうちに志望動機や自己紹介と混同したり、そのうち考えるのが面倒になったりしている人が多いと思う。
それは、面接官をしていると感じることです。
もし、あなたも転職面接のじこPR で何を話せばいいのか・・・と、頭を悩ませているのなら、この記事を読んで、自己PRを転職面接にいかして良い転職をして下さい。
この記事を読めば、転職面接では、なぜ自己PRが必要なのか、どんなことを言えば良いのかが分かります。
面接の自己PRは1分間で入社への思いを熱く伝える
自己PRはとっても大事です。
だからきちんと準備し対策すると、他の応募者がやってない人が多いので、優位に立てます。
面接の自己PRは1分間で長所と転職への思いを語る
面接時間は、20〜30分が平均、長くて一時間です。
その時間の中で、面接官の質問に、答えていくのです。
自己PRは、何分がいいと思いますか。
自己PRの時間は、1分間で、長所と転職への思いをまとめて話せるように、練習しておいた方が良いです。
練習してみれば分かりますが、1分間という時間は、短いようで、案外長いものです。
転職面接は、面接官の立場からすると、転職希望の応募者がどんな人柄の人なのか、どんな能力をもっているのかを確認したいという場面です。
反対に応募者の立場からすると、自己紹介や自己PRで、あなたの長所を面接官に具体的に伝えておかないと、自分のことが面接官に上手く伝わらず、あとは書類の選考で、運命が決まってしまいます。
だから、自己PRはあなたにとって、とても大事なことなんです。
採用されたい気持ちが強いのなら、入社したいという自分の気持ちを言葉で伝えられる数少ない瞬間です。
採用されたいと思うのなら、懸命に自分がどんな人なのかを面接官に、伝えて覚えてもらわないと、転職が成功する可能性は低いです。
面接での自己PRは履歴書と違うのはOK
先に企業へ送っている履歴書に書いてある自己PRと、面接当日の自己PRが必ずしも同じである必要はありません。
流石に、全く異なるのは、問題かもしれません。
履歴書の自己PRスペースは、小さいですし、実際のところ、応募者から送られてくる履歴書の自己PRには、大きな差がないのが実態です。
ですので、面接の本番で、履歴書に書いた自己PRよりも、もっと長所や転職への思いについて、話すことはむしろ面接官の印象はプラスになります。
面接での自己PR|自分の長所で会社に対してどんな貢献ができるかを話す
自己PRで、面接官に伝えるべきポイント=面接官が聞きたいと思っていることは、以下の通りです。
転職面接に出向くまでに、話せる準備をしておいて下さい。
自慢話にならないように注意して、その会社にどんな貢献ができるのかを話すこと
1)どういうことが得意な人なんだろう。長所は?強みは何?
2)これまでの社会人経験の中で、何を学んできて、どんな能力を身につけているのだろう。例えば、どんな時に、どの能力で乗り越えてきたのか。体験談があれば聞きたい。
3)どんな資質(性質・性格)を持っている人なんだろう。短期集中タイプなのか、長期で慎重に考えるタイプなのか、行動的なのか、物事を素直に受け入れられるタイプなのか・・・・。
面接官は、転職面接でこれらのポイントに、自己PRに耳を大きくして聞いています。
面接の自己PRが必要なのは、会社が転職者の社員募集をする理由を考えると分かる
会社はなぜ社員を募集すると思いますか?
中途採用をするのは、①欠員補充 ②会社の成長 の2点しかありません。
ですから、あなたが面接を受ける会社側は、そういう状況にあるということです。
新卒の場合は、だいぶ先の未来・3〜4年後の会社の未来に貢献してくれる人材としてみます。
転職の場合は、年数の違いはあっても、一旦は社会人の経験をしている経験者として、1〜2年後かもっと近い未来には会社に貢献してくれる存在になってほしいな、と思って会社の成長のために求人募集をしているのです。
会社から何を求められているかが分かっていないと、せっかく採用されたとしても、成長もできず実績も出せずに、ただ会社に通うだけの存在になってしまいます。
実際に、転職で応募してくる人の中には、とにかく就職をしたいということが最初にある人もいます。
それもかなりの数います。
でもそういう方からの志望動機には、なかなか「やる気」を感じることができません。
自己PRもオマケ程度な準備しかしていないので、例えば自分の強みとか経験の中で身につけた能力の高さなどを感じさせられることが少ないです。
面接の自己紹介は自己PR|社員と会社の関係性の基本原則
会社というものは、会社の規模が違っても、社員との関係性の基本原則は同じです。
社員は会社に自分の能力やスキルを活用して貢献したり、営業ならば顧客との契約により会社にキャッシュをもたらして、会社貢献します。
会社は社員に給料や保険や福利厚生で奉仕するという、本来は持ちつ持たれつの関係性にあるものです。
どこかでゆがんでしまっている関係性も実際にはあります。
それがブラック企業と言われたりする会社であったりします。
社員の場合なら、ただいるだけで会社に何も貢献しない社員と言われたりします。
しかし、本来の関係性は、持ちつ持たれつの関係性になるのです。
会社から、「いてもらわないと困る存在」として評価されるようになると、年収はどんどん上がるでしょう。
「いてもらわないと困る存在」に成長すると、すごいことになります。
例えば、筆者の知っている会社には、とても優秀な事務員がいて、社長はその人がいないと困るので、1000万近い年収になっているという会社もあります。(会社の業績管理から事業資金の調達までやるそうです)
そうなると、社長はこの人に辞められると困りますので、給与等の待遇で奉仕しようとするのです。
面接では自己PRは自己紹介・志望動機と合わせて伝えること
自己PR・自己紹介・志望動機は、混同してしまう傾向があります。
きちんと整理して話せるようにしておいたほうがいいですね。
面接|自己PR
自己PRは何かといいますと自己紹介よりももっと狭い範囲の部分的な特徴であったり、強みや能力・スキル・専門性をどのくらい持っているかを話すことです。
例えば、「○○○の仕事を長くやってきたので、○○○のことには詳しいと思っています(専門知識や経験を持っています)。御社できっとその経験を生かして会社貢献できると考えています」などでも良いです。
資格の話をする方もいますが、資格をたくさん持っていても今回の業務で使わない資格はダメです。
そもそも履歴書にも書かないほうがいいです。
若い方で仕事のキャリアが少なければ、学生時代のスポーツであったり何か趣味に熱心に取り組んだことでもいいかもしれません。
今回の仕事に応用できることであれば最良ですし、応用できないとしても、一つのことに集中して趣味に取り組んだとすれば、その集中力が強みとして話せます。
自己分析をしてみて、何を何年やってきたとか、どういう趣味や特技にどのように取り組んだのかを分解していくと、何か特徴が見つかる可能性は大です。
面接|自己紹介
自己紹介は、どちらといえば全体的な自分のバックグラウンドについてです。
どんな職歴があって、どんな趣味や特技を持っているのか、これまでの人生の背景について話すことです。
家族のことや生い立ちのことも話してもいいかもしれません。
面接|志望動機
志望動機は、どうしてもこの会社を選んだかについて話すことです。
筆者の会社は、不動産業ですが、「?」と感じてしまう志望動機には、営業の場合なら「人と話すことが好きなので・・・」「不動産には以前から興味がありまして・・・」などがあります。
しかし、それでは「不動産会社の転職面接で話す志望動機」にはなってないのです。
一番問題なのは、会社に対しての志望動機がないことです。
なぜその会社を選んでいるのか、自分自身に対して深掘りしてみて下さい(なぜなのかを自分に聞く)。
そうすると、きっと選ぶ理由=志望動機が見えてきます。
なぜ、この会社の面接を受けようと思ったのか、が全く伝わってきません。
手本としては「他の不動産会社と違う○○○の部分に、強く興味を感じました」がいいと思います。
現実には、かなり少ないです。
それでは、なかなか採用されないです。
仮に採用されても、この会社の何かに魅力を感じて働きたいと思っての入社ではないので、すぐ壁にぶつかり、撤退してしまいます。
つまり辞めてしまいます。
志望動機がなく入社する人が世の中にはかなり多くいます。
1年以内で辞めてしまう人が非常に多いです。
履歴書にも、短期間の転職の人が増えている気がします。
転職面接での自己PRについてのまとめ
自己PRは重要だし、きちんと整理して話せるようにしておけば、転職面接で有利になるということがご理解頂けましたか。
他の応募者が力をいれてやっていないことです。
絶対にシッカリと準備しておくことです。
それによって、採用かどうかが決まるのだと覚えておくべきです。
転職面接の自己PRを、軽く考え、面接当日に上手く面接官に、気持ちを伝えられなければ、採用はされません。
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