転職面接を成功させるには、重要なポイントがあります。
それは、「この人には、当社にきてほしい」と思われるかどうかにあります。
ポイントは、「服装・マナー・自己紹介」で分かります。
面接前日までに、対策をしておくべきです。
反対に、転職に応募する方にすれば、その3つに対策準備をきちんとしておくのは、相当重要だということです。
筆者がこれまでに面接してきた経験から、「こうすればいいのに」と感じているポイントを公開します。
その対策準備がきちんとできれば、転職採用の可能性は、劇的に上がるでしょう。
面接時はスーツで|自分の姿をチェックすること
転職面接は、採用の人数枠が決まっています。
良さそうだから、何人でも採用されるものではありません。
他の応募者と比べられて、採用されるのです。
他の応募者と比べられているのですから、言葉や態度で自分の違いを示さないと、採用されない可能性が大ということです。
面接対策のスーツは前日までに準備|見た目で判断されます
はっきり言いまして、面接では外見で相当判断されます。
特にスーツなどの見た目と髪型です。
転職面接の場はある意味で、人生を決めるかもしれない大舞台です。
転職面接が終わってから、ワイシャツにアイロンをかけておけば良かった、
と後悔をするような身なりをして、面接に向かうのは、大きな損になります。
見られたまんまで、判断されます。
その場で、「その服装は・・・」などと言われないはずです。
しかし、話を聞くことと同じレベルで、面接官は服装チェックをしています。
面接の後で、後悔しないためには、次のスーツを含めた外見チェックをしてください。
□ワイシャツにアイロンはかかっているか。(基本は白)
□ネクタイはよれていないか?変なシミとかついてないか
□ズボンはプレスされてるか?線が真っ直ぐ入っているか。
□ズボンの膝が出ていないか。
□スーツの上着にシワがついていないか
□髪型はボサボサしていないか。(理想は短髪+おでこ出し)
□男性はピアスはしていないか。跡がついていれば指摘される可能性ある。
□数珠やアクセサリーはNG
□女性のネイルはNG
□女性は派手な化粧はNGだが、スッピンも厳しい
□名刺入れやカバンが、すり切れたりしていないか
採用側は、明日から会社に出社してもらって、おかしい格好をして居ないかを見た目で判断して居ます。
面接にいくためのスーツがない場合、スーツ以外でも良いのか?
あまり想像はしたくないのですが、面接に行くためのスーツがない場合、ということもあるかもしれません。
もし真剣に面接で、採用されることを望んでいるのでしたら、スーツは買うべきです。
仮にお金の余裕がないとしても、用意すべきです。
ユニクロのビジネススーツでも構いません|スーツの色はグレーが無難
数万円のスーツでもなくとも構いません。
例えば、ユニクロでは、男性用スーツ・女性用スーツが、1万円〜2万円ほどの価格帯で販売されています。
見た目で判断されるとは言いましたが、そのスーツがユニクロで買ったスーツなのか、洋服店で購入したスーツなのかは、余程近くで見るか、触って見ない限り、簡単には分かりません。
ただし、カジュアル度の強いブレザーやソフト素材のシルエットがゆるいスーツは避けた方が良いです。
ビジネススーツを選んでください。
また、スーツの色は、あまり派手な色や明るい色は、カジュアルに見えてしまいます。
個性の強い色や柄(くっきりしたストライプなど)は、おすすめしません。
男女ともに、グレーが無難です。
ストライプの入ったものしかなければ、目立たないスーツを選んでおいた方が良いです。
スーツの色や柄(ストライプ)は、面接官からすると、人柄や性格と重なって見えます。
面接官の目線からすると、個性が強いスーツを着ていると、我の強さが連想されて、社内でうまくやっていけるだろうか、と不安を感じるものです。
面接でスーツ以外はNG!スーツ以外でも良いのは例外
スーツ以外で面接に行くのは、不採用になるために、行くようなものです。
スーツ以外で来てくださいと言われない限り、面接の基本はスーツです。
職種や業種によって、スーツを着用しない場合もあります。
その場合、面接の案内を受ける際に、指定があるはずです。
例えば、「当日はスーツ以外で来てください。」です。
そのような例外的な指定がない限り、何も言われない場合は、基本的にスーツで面接に行くのが正しいです。
スーツを着用する時のマナー|スーツのボタンや面接場面の挙動も併せて紹介
マナーを本格的に勉強すると、なかなか奥が深いものです。
しかし、基本中の基本のマナーは、できるようにしておいてください。
ビジネスマナーができていないと、性格や人柄までもマイナスに見られてしまいます。
新卒者は、最近まで学生だったのだから、仕方ない」と見られます。
しかし、転職者の場合、社会人としての経験を持って面接に来ているはずから、
基本的なマナーくらいしっているだろうと見られています。
下記のリストで不安があれば、確認してください。
- 企業を訪問する時には、スーツのボタンはかけておく
- スーツのボタンは、立っている時は、かけておきます。着席の時には外します。
- 男性の場合、2つボタンなら上だけ。3つボタンなら真ん中だけかけます。女性は、全部かけます。
- 着席する時は、男性、女性とも、スーツのボタンは外すのがマナーです。
- 面接官が入室してきた時、スッと立ち上がり、声を出して挨拶をする。
- 声をかけられるまでは、着席をしない。万が一、声がけされなければ、「着席してよろしいですか」と尋ねる。
- 在職中の転職の場合、名刺交換となる。出さなくても、NGではない。
- 名刺入れは、カバンの中か、ウエスト部のポケットからとりだす。
- ズボンの尻ポケットから出すのはNG。スーツの内ポケットから出すのも、スーツの形が崩れるので、おすすめしない。
- 面接官も名刺を出した場合、両手で受け取る。片手はNG。
- 面接官から質問があったとき、相手の話が完了するまでの間に、回答の言葉を挟み込むのはNG。
以上は、かなり基本的マナーなので、覚えておいて、損はないです。
面接のスーツ姿を自分チェックしてください
オシャレをしてきて下さい、という意味ではありません。
一番面接官に好まれるのは、<穏やかな人柄と清潔感>です。
頭のてっぺんから足の爪先まで、清潔感で演出して下さい。
持ち物もそうです。それが面接を成功させるコツです。
面接の時に、スーツと一緒に、表情と話し方でも好印象を伝えよう。
表情
実は、最初に第一印象の場面から「表情」には注目しています。
面接官が、一番好感を持てるのは、穏やかな笑顔です。
穏やかそうな人柄を感じさせます。
履歴書に貼られている写真は、ほとんどの場合、キリッとしたイメージを持って撮影しているのだと思いますが、硬い表情の写真が多いです。
さすがに「笑顔で写真」というわけには、いかないかもしれませんが、一般的に、転職面接で良いと考えているのは「穏やかな表情」です。
写真はそういうイメージで撮影すると、転職面接の場では、良い感じになります。
面接成功への大事なコツです。
話し方/立ち振る舞い
面接官が転職面接の時に、質問をして聞いている時、話の内容は30%です。
話の仕方/立ち振る舞いの方に、面接官は意識を向けています。70%です。
どんな話し方をする人なのか。
どういう雰囲気を感じさせてくれるのか。
名刺を受け取る時、質問に答える時、転職面接が終わって帰る時、の身のこなし方/立ち振る舞いは、すごく注意し、観察してています。
まとめ
面接の時のスーツを中心に、面接対策を紹介しました。
万が一、スーツがない場合は、必要ですので、買ってください。
ユニクロのビジネススーツで、構いません。
色は、男性女性ともに、グレーが無難です。
個性の強いストライプ柄は、避けた方が良いです。
面接で、スーツ以外が許されるのは、例外です。
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