転職しようと思ってるきっかけは何ですか?
このサイトでは、あなたが転職しようとする考えを、考え直すように引き止めるものではありません。
また、もちろん退職をお勧めするつもりもない。
少しばかり、長い自分自身の経験と社員を採用してきた経験から、ヒントを示すだけです。
転職するにしても、現職にとどまるにしても、知らずに後悔することが減ればいいと思うだけです。
先に答えを言えば、ブラック企業であろうと、ホワイトと言われる企業に、勤めたとしても、人間には必ず「不満か不安」が発生するように、プログラムされている。
いずれかの原因があり、それがきっかけで転職をする。
だから、残念ながら、転職をするときっかけとなった物事は解決するかも知れないが、また新たな「不満か不安」が生まれるのです。
筆者も何度も転職しました。
転職のきっかけとなった問題が、無くなっても、その次には、新たな不満か不安は、必ず発生します。
それらがきっかけで、転職をして、改善されると思うのなら、必ず後悔する。
次に、新たな不満か不安が起こるからだ。
では、解説します。
転職のきっかけ例|パワハラ・セクハラ
転職のきっかけ例の最初は、ハラスメントです。
パワハラもセクハラも、一番やっかいかもしれません。
やっかいなのは、やってる方には、その意識がほぼないからです。
きっかけ例|パワハラ
ブラックと言われる企業の要素の一つだ。
会社が小さい場合は、逃れようが無い。
大きい会社の場合、人事異動によって、なくなる場合もある。
代わりに別の人が、パワハラを受ける可能性はある。
ただ、信じられないかもしれないが、パワハラをしている側の人間は、真面目に仕事に取り組んでいる人が、なりやすい傾向があるように思う。
元々は、他の人よりも、会社のために頑張ろうという意識が、強い人がなりやすい気がする。
その上の職位の人に相談して、部署異動をしてもらうしかない。
転職のきっかっけ例としては、やはり多いのだとろうと思う。
ただしである、実はパワハラを受ける側がその環境を作ってしまっている可能性は、ゼロではないです。
その人は、転職したとしても、その先々でパワハラに合うのかも知れない。
なぜなら、パワハラもセクハラも、受けた側にしか分からないからです。
転職のきっかけ例とならぬよう願うばかりです。
きっかけ例|セクハラ
筆者も長い経験の中で、その疑惑をかけられた同僚を知っている。
これは、同じハラスメントでも、パワハラとは、まるで違うものだ。
上席の人に相談して、改善されなければ、残念だが自分からさるしか方法はない、と思う。
証拠をつかめれば、訴える方法もあると思います。
転職のきっかけ例|残業・休日が少ない
外資企業では、日本の会社と違って、残業は転職のきっかけ例にならないらしい。
それは、残業をするということは、自分の能力が低いことを認めることだから、だそうだ。
日本では、転職のきっかけ例としては、やはり多いのだろう。
きっかけ例|残業・付き合い残業・なんとなく帰りにくい空気感
営業職の社員が、顧客との商談のために残業になってしまうことがある。
これは、今の社会のシステム上、避けて通れないかもしれない。
しかし、今後、AIとIoT化が進むにつれて、営業の仕事の進め方も変化するはずです。
それによって、そういう残業は無くなるかもしれない。
しかし、一番不効率なのは、付き合い残業と帰りにくい空気感の残業です。
これは、ほとんど残業と言えない。
単なる居残りです。これが続くようなら、転職のきっかけになると思います。
ただし、残業を転職のきっかけににはして欲しくない。
改善される可能性があるからだ。
きっかけ例|休日が少ない
営業職の場合、顧客を直接相手にする業務の特性上、この傾向はある。
つまり、合理的な理由がある。
そういう場合は、前項の「残業」も含めて、経営がうまく進んでいくようになると、改善するし、個人の年収アップにもつながる場合がある。
残念ながら、「場合もある」であります。
合理的な理由や原因がなく、慢性的にそういうことが常態化している会社もある。
その場合、「もう少し頑張れば」という気持ちにもならないだろう。
転職のきっかけにするには、やや疑問もある。
転職のきっかけ例|やりがい・将来不安
ここから後は、いわゆるホワイトと呼ばれる企業に見られる傾向です。
休みは週休2日休めて、家族との時間も持てる。
無意味な残業もない。
しかし、問題がある。
自分という存在の重要性がないのです。
きっかけ例|やりがいを感じられない
特に、ブラック、あるいはブラック気味と言われる会社から、パワハラや残業をきっかけとして、ホワイト企業に転職をしてきた人は、感じます。
自分という存在が、会社にとって重要ではない。
つまり、いなくても、問題が何も起きない。
これは、人間には辛いことです。
人間の本質は、自分の重要性を褒められたくて、生きているからです。
ブラックな会社は、確かに問題を持っていた。
しかし、仕事に対しての評価は明確にあったし、叱られもしたが、褒められることもあった、そんなことを思い出す。
やりがいを感じられないことを、転職のきっかけとする人も少なくないのではないか。
きっかけ例|将来不安
ここでいう将来不安とは、会社に対して思うのではなく、自分という存在の将来不安です。
出来るか出来ないかに、チャレンジするような仕事が巡ってくることは、ないからです。
つまり、成長する機会がない。
もちろん、部署異動があれば、新しい仕事に出会う。
しかし、大した難易度ではない。
成長につながるような難易度はない。
つまり、何年勤めても、キャリアアップやスキルアップが望めない。
自分は、このままここにいて、ある日重要な職位に出世するようなことがあったとして、やっていけるのか。
1年2年という時間の経過とともに、スキルが何も増えていない自分に気づいているから、不安でしょうがない。
これは転職のきっかけにすべきだと思う。
転職のきっかけ例|人間関係
人間関係も転職のきっかけ例になる人がいます。
これもどちらといえば、ホワイト企業に多い。
人間関係にストレスを感じるくらい、仕事が暇なのです。
一部の人は、ここで怒るのかも知れないが、事実です。
会社員を30年と経営を10年やってきて、転職も5回しました。
人間関係にトラブルを持ってる人がいる職場は、はっきり言って、暇です。
互いに協力しないと、仕事が終わらない会社って、あります。
そういう会社には、人間関係のストレスがゼロだといえないが、転職のきっかけになるほどにはない。
だから、ホワイトの会社には、会社の中に、派閥的な縦のラインが存在する。
ここにも人間関係のストレスが生まれる。
給料が多くもらえて、仕事が忙しい部署や職種、あるいは転職をすれば、人間関係ストレスから解消される。
ゼロにはなりません。誤解のないように。
でも、そんなことで悩んでる暇は、その職種・職場には、ないのです。
以上。転職のきっかけとして、考えるにどうなのか、考えるヒントになればと思います。
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