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ニュージーランドの飛べない鳥|ウェカ・カカポなど

この記事でお伝えすることは、次の通りです。

ニュージーランドの飛べないの種類

〇ニュージーランドの生態系

〇ニュージーランドの鳥の保護活動

 

 

こちらの記事を読んでくださいますと、ニュージーランドに何種類もの飛べない鳥がいる理由についてご理解いただけます。

それでは、解説いたします。

 

この記事はニュージーランド在住17年のうらんサンが書いています。

 

ニュージーランドの飛べない鳥|ウェカ・カカポなど

ニュージーランド 飛べない鳥 ウェカ カカポ

 

ニュージーランドには飛べない鳥たちが世界で最も多く生息していますが、それはなぜでしょう?

 

 

ニュージーランドの飛べない鳥の種類

世界には、約60種類の飛べない鳥がいます。

ニュージーランドには、そのうち最多の16種類が生息しています。

内訳は

5種類の走鳥類(キウイ)

1種類のオウム(カカポ)

2種類の渉禽類(タカヘ、ウェカ)

2種類の小鴨(オークランドアイランドティール、キャンベルアイランドティール)

6種類のペンギン(ブルー、イエローアイド、フィヨルドランド、イワトビ、ハシブト、シュレーター)

 

となっており、学説ではこれらの飛べない鳥たちも元々は、飛翔能力を持っていたとされています。

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ニュージーランドの飛べない鳥|飛べなくなった理由

ニュージーランドは、8千万年前という非常に早い段階でゴンドワナ大陸から分離し、孤島を形成しました。

この地に、人間がやって来たのは、諸説があるものの約700年前。

 

その間、ニュージーランドの陸地に生息していた哺乳類は、2種類のコウモリだけでした。

陸地に生息する鳥は、天敵のいない安全な環境の中で、飛ぶ必要性を無くしたもの、走ることに特化したものが飛翔能力を失い、ペンギンは海中に潜ることを選択して、飛翔能力を失ったと言われています。

 

しかし、人間がニュージーランドに持ち込んだ、ネズミ、猫、犬、鹿、豚、イタチなどの哺乳類による捕食、また人間の食料源としての狩猟がありました。

また、生息地の喪失などにより、飛べない鳥たちの約50%が絶滅してしまいました。

現在、生息している飛べない鳥たちも、その多くが絶滅の危機に瀕しています。

 

ニュージーランドの飛べない鳥の保護活動

現在、ニュージーランド環境省(DOC)、王立森林鳥類保護協会など、政府やボランティア団体が、飛べない鳥の保護活動に力を注いています。

 

ニュージーランドの国土の30%以上が、国の生態学的な遺産を保存するために、国立公園、保護区、特別な遺産地区に指定されています。

その害獣を駆除した安全な環境のなかで、希少種の個体数を増やすプログラムが実行され、徐々に成果を上げています。

 

例えば、タカヘは、1898年以降絶滅したと考えられておりました。

しかし、1948年にタカヘのファミリーが発見され、その後熱心な保護活動によって毎年約10%ずつ個体数を増やしていきました。

現在では、約300羽のタカヘが、ニュージーランドに生息しています。

 

また、国鳥のキウイバードは、入植者がこの島に到着する前には、何百万羽も生息していたと推定されています。

それが1998年までに、約10万羽に激減し、2008年までに約7万羽にまで減少しました。

現在、地上でのキウイの生活には多くのリスクが伴い、害獣管理地域外で生まれた、キウイの雛の約95%が生存することができません。

 

しかし、養殖活動、害獣管理地域への移動などの保護活動はある程度成功しております。

2017年には、6種類あるキウイ種の鳥のうちの2種類がIUCN(国際自然保護連合)によって、絶滅危惧種から脆弱種へと変更されました。

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まとめ

ニュージーランドは、長い間鳥たちの楽園だったため、安全な環境の中で飛翔能力を失った鳥を含め、たくさんの飛べない鳥が生息していました。

 

一旦は、人間の狩猟、人間が持ち込んだ動物による捕食、生息地の喪失により飛べない鳥が激減しました。

しかし、現在政府機関やボランティア団体の熱心な活動により、徐々にその個体数を増やしてきています。

 

それ故、ニュージーランドでは、今でも16種類の飛べない鳥を目にすることができるのです。

 

この記事はニュージーランド在住17年のうらんサンが書いています。
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