ダイエットを成功させるポイントは、ズバリ摂取カロリーをいかに減らすかです。
そこで注目されているのが、「夕食抜き1日2食のダイエット」。
確かに、1食分まるまる摂取カロリーを減らすことができるので、効果が期待できます。
実際に、テレビ番組で芸能人が実践してるのを見たことがあると思います。
しかし、効果が高いのに、失敗してしまう人は後を絶ちません。
そこで、この記事では、効果が大きい「夕食抜き1日2食ダイエットを成功させるための注意」について紹介していきます。
ダイエットで夕食抜きは効果が大きい

ダイエット 夜 抜き
ダイエットでは、夕食抜きは大きい効果が期待できます。
その理由は、2つです。
ダイエットの夕食抜きでは摂取カロリーを減らせる
当然ですが、夕食抜きで、1日の摂取カロリーを減らすことができます。
しかも、日本人は、夕食を3食のうちで、一番贅沢にしがちであり、その結果、夕食は、最も高カロリーになりやすいのです。
3色の中で、一番摂取カロリーが多い、夕食を抜いてしまえば、1日の摂取カロリーは、大幅に減らすことができます。
ダイエットで夕食抜きをすれば、内臓機能を休めることができる
夕食を抜く効果は、代謝アップにもつながります。
実は、食事をすると、完全に消化されるまでに16時間程度かかるといわれています。
ということは、夕食でたくさん食べると、寝ている間も含めて、ずっと消化器官が働いているということになります。
すると、内臓が疲れて本来の機能を発揮できなくなるのです。
ところが、夕食抜きでは、胃腸を休めることができます。
胃腸が休むことができれば、身体の機能がアップして、代謝も高められるのです。
つまり、痩せやすい身体が作られるのです。
また、睡眠中は成長ホルモンが分泌されて、代謝が高まっています。
夜に胃腸ではなく、ほかの内臓を働かせることで、効率よく脂肪を燃焼させられるのです。
ダイエットで夕食抜きをすれば脂肪もたまりにくくなる
一般的には、夕食後は、お風呂に入ったり、テレビを見たり、本を読む、音楽を聞く、酒を飲むなどして、日々の時間を過ごす人が多いです。
これらの行動の中で、カロリーを消費するのは、お風呂に入ることだけです。
夕食後に、筋トレの習慣がある方を除けば、積極的にカロリーを消化する行動をしている人は、少ないです。
摂取カロリーが一番多い夕食の後では、一般的に消費カロリーが最も少ない時間帯になります。
ベッドに入ってしまえば、基礎代謝による消費しかなくなります。
その結果、摂取したカロリーや栄養素は、使いきれず残ってしまいます。
必要以上の栄養やカロリーは、使われなければ、体内に脂肪として蓄えられます。
夕食抜きを実行すれば、体内に脂肪として残ることもなくなります。
ダイエットで夕食抜きをするなら朝ごはんはシッカリ取る
単純に夜抜きだけのダイエットをしてしまいますと、栄養に偏りができてしまい、スムーズに痩せることはできません。
栄養バランスがくずれてしまいますし、通勤や通学から始まるエネルギーを消費する場面で、エネルギー不足になってしまいます。
疲れやすくなったり、体調不調を感じるようになります。
ですので、夕食抜きのダイエットをするなら、朝ごはんをシッカリ食べて、1日のスタートをすることが必要です。
朝ご飯のメニューは、日中に体を動かすので、糖質制限などせずに、栄養バランスを考えて、とったほうが良いです。
ダイエットの夕食で効果を出すためにおすすめする方法
実際には、夕食を完全に抜いてしまうダイエットでは、マイナスポイントもあります。
飢餓状態におちいりやすくなり、ストレスが起きやすく、空腹で眠れず、夜中に起きて食べてしまうリスクがあります。
ですので、おすすめするダイエット中の夕食は、完全に夕食抜きにするのではなく、食事量と栄養と時間をコントロールする方法です。
ダイエット中の夕食は20時以降(寝る前3時間以内)は決して何も食べない
夜ご飯を抜くダイエットが効果的なのは、内臓を休めて代謝を上げられるからです。
そのため、内臓を休ませるために、20時以降は何も食べないようにする必要があります。
もし、「夜にお腹が空いて寝られない」という場合は、20時までに少し間食をしてもかまいません。
とにかく、20時以降は何も食べない、というルールを決めるのです。
ちなみに、間食におすすめなのは、ナッツ類です。
アーモンドやピーナッツは意外にも、太りにくい食材。
食べすぎはいけませんが、少量ならOKでしょう。
ただし、就寝時間が早い方なら、20時ではなく、寝る前の3時間以内には食べないという習慣がポイントになります。
ダイエット中の夕食では栄養に注意|炭水化物少なめ
ダイエットを成功させるためには、栄養をしっかりと摂ることが必要です。
夕食の栄養には拘りましょう。
炭水化物は、糖質と食物繊維から成り立っています。
運動量が少ない夜の時間帯では、糖質は消費されず、脂肪に変わる可能性が大きいです。
ですので、夕食では、炭水化物は、できるだけ抑えるのが良いです。
ご飯が好きな方は、雑穀米や玄米に置き換えることです。
雑穀米や玄米は、白米よりはるかに栄養価が高く、よく噛まないといけない食品です。
よく噛むことで、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎも抑えられます。
夕食抜きダイエットを成功させるための慣らし方
夜ご飯を抜くダイエットで成功するためには、はじめが肝心です。
順調に1日2食に慣れれば、体重をスムーズに減らせますが、実際は挫折者が多く失敗しやすい方法です。
そこで、失敗しないための夜抜きダイエットの慣らし方を紹介していきます。
成功させるポイントは、急に抜かないこと。
もともと3食しっかり食べていた人が、急に夜ご飯を抜くと、辛さから挫折してしまうのです。
そこで、まずは食べる量を少しずつ減らしていくのです。
例えば、お茶碗に入れたご飯の量を、8割減→6割減→5割減…。
こうして少しずつカットすることで、肉体的・精神的な負担を減らしていくのです。
1~2ヶ月くらいかけてゆっくりと食べる量を減らしていきます。
すると、スムーズに夜ご飯を抜くことができるのです。
まとめ
夜ご飯を抜くダイエットは、効果絶大です。
しかし、失敗する確率も高いのも事実。
この記事を参考にすることで、成功率をグッと高められます。
ぜひ参考にしてみてください。