授乳中のコーヒーはやめておいた方がいい!デメリットしかない

授乳 コーヒー

コーヒーは、妊娠中には飲めないですが、授乳中についても、やめておいたほうがいいです。少量であれば飲んでも大丈夫とする説が多いです。

たしかに諸外国を含め、妊婦のコーヒー摂取量は、通常の半分と示され、授乳中については、具体的な指標は示されていません。

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授乳中のコーヒーはやめておいた方がいい!デメリットしかない

まず、大前提には、コーヒーのカフェインの影響には、個人差があるということです。実際には、午後に飲んだ一杯のコーヒーで、その日は寝付きが悪くなったという事例もありますし、一方で、毎日少なくともコーヒーを5杯以上は飲んでるという人もいます。

1日のカフェイン摂取量についても、厚生労働省やWHO、諸外国では、ほとんどの国で、一般の成人で400mg・妊婦はその半分という数値を上限値としています。カナダの保険省では、妊婦だけではなく、授乳中および妊娠を予定している女性にまでカフェインを控えることを示しています。

さらに、体重あたりのカフェイン摂取という考え方も示しています。小さいものほどカフェインの影響を受けやすいということです。赤ちゃんや子供です。

大人にしても、小柄な人と大柄な人では、同じカフェイン量でも影響に違いが出そうということは、論理的です。

 授乳中のコーヒー|母乳に含まれるカフェイン

お母さんがコーヒーを飲んだ場合、授乳中に母乳に移行されるコーヒーのカフェインの量は1%程度です。授乳中にコーヒーを飲んでも赤ちゃんへのカフェインの影響は、かなり少なく比較的安全とされています。

しかし、お母さんのコーヒーのカフェイン摂取量が多ければ多い程、授乳中の赤ちゃんへ影響を及ぼしてしまいます。授乳中は、1日に飲むコーヒーの量はもちろんですが、紅茶や緑茶・チョコレートにもカフェインが含まれていることに気を配ることです。

チョコレートは、ハイカカオのタイプに多く含まれています。多く含んでいるものは、コーヒー1杯より、カフェイン含有量が多いチョコレートもあります。

授乳中の赤ちゃんにはコーヒーのカフェインが強く影響し寝ないことも

授乳中の赤ちゃんが、コーヒーのカフェインを間接的にでも摂取してしまった場合、その影響で、授乳中の赤ちゃんも寝ない(不眠)ことになってしまったり、興奮して落ち着きがなくなってしまったりします。

カフェインの影響は、赤ちゃんの月齢が低いほどに強く影響されます。大人の場合、カフェインの血中濃度が、半減する時間(半減期)は平均5時間程度であるのに対し、授乳中の生後半年くらいの赤ちゃんであれば14時間。新生児であれば100時間と言われています。

授乳中の赤ちゃんであれば、コーヒーのカフェインが、特に影響を及ぼしてしまうのは、容易に想像出来ます。万が一でも、赤ちゃんの体内に、カフェインが入ることの影響がどれほどリスクがあるのか、ご理解いただけたかと思います。ですので授乳中のお母さんがコーヒーを飲む場合は、1日のカフェインの摂取量に気を配る必要があります。

繰り返しになりますが、カフェインはコーヒーだけではないことにも注意・配慮が必要ですね。

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授乳期のコーヒーは何杯まで|1〜2杯程度なら良いのか

授乳中 コーヒー 何杯まで

ほとんどのお母さんであれば、妊娠中からコーヒーを飲む事を控えています。授乳中でも、カフェインレスの飲み物を選んで飲んでいると思います。

授乳中なら、1%程度の移行率ならばと考えて、1~2杯くらいであれば、コーヒーを飲んでも良いとする意見が大勢だと思います。反対に、心配なので授乳期が終わるまでは、コーヒーのカフェインは控えたいという人もいるでしょう。

実際、カナダ保健省では、妊婦だけではなく、授乳中と妊娠を予定している女性に対しても注意喚起しています。個人差があることで、線引きするように、明確ではない部分が可能性としてありますので、できるだけ避けておくのが宜しいかと思います。

一杯のコーヒーなら大丈夫だと断言するのは難しいということに配慮すべきです。

授乳中、カフェインがない飲み物を飲もうと考えている方に、オススメの飲み物を紹介します。

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授乳期のコーヒー|カフェインの含まれている飲み物|コーヒーゼリーは?

実は、コーヒー以外にも、カフェインの入っている飲み物はあります。インスタントコーヒーはもちろんですが、紅茶、煎茶、ほうじ茶、玄米茶、番茶、玉露、抹茶、ウーロン茶等が挙げられます。

ペットボトルのお茶にも、カフェインは含まれています。特に濃いめのお茶は、普通のお茶よりカフェインは倍近く含まれていますので、授乳中は、控えた方が良いですね。

また、市販のコーヒーゼリーがお好きな方もいると思いますが、実は通常のコーヒー(100mlあたり60mg)に近いほどカフェインを含んでいます。100mlあたり40mgものカフェインが含まれています。ですので、市販ではなく、インスタントのカフェインレスコーヒーを使って自作することをお勧めします。

カフェインレスコーヒーは、ゼロではありませんが、90%以上のカフェインが除去されていますので、カフェインの影響はかなり防ぐことができます。

授乳期はカフェインレスコーヒーか たんぽぽコーヒーなどのノンカフェイン

カフェインレスコーヒーは、普通のコーヒーからカフェインを抜いたものです。ですので、カフェインがまったく入っていないわけではありません。過信をして数を多く飲んでしまえば、カフェインをとっていることと違いがなくなります。

一方、ノンカフェインの飲み物は、そもそもカフェインの入っていない飲み物です。

麦茶、ルイボスティー、黒豆茶、ドクダミ茶、甜茶、そば茶、コーン茶、デカフェ等のカフェインレスのコーヒー、たんぽぽコーヒー、レモンウォーター、牛乳、トマトジュース、水、白湯等です。

とはいえ、授乳中だからと言って好きなものをずっと我慢し続ける方が、却って体に悪いです。あまり神経質になりすぎないように、授乳中でも、適度にコーヒーや紅茶、お茶等を楽しむ時間を作る事は、心身共に良いものとなるでしょう。

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まとめ

授乳中のお母さんが、何杯までコーヒーを飲んで良いのかの量は、マグカップ1~2杯です。コーヒーに含まれているカフェインが、授乳中の母乳に移行される量は1%程度です。

授乳中には、飲み過ぎなければ、ほとんど影響はありません。ですが、コーヒーは、授乳中に飲み過ぎると赤ちゃんへの影響は、大人の20倍です。血中のカフェインは、100時間経たないと半減期に入らない上、授乳中のカフェイン量がおおければ、赤ちゃんは不眠になったり興奮して落ち着きがなくなってしまったりします。

万全を期すという考え方に立てば、カフェインを控えめにすること、母乳を経由して伝わるのがたとえ1%であろうと、カフェインの影響を考慮して、授乳期はカフェインを辞めることを選択するのもありです。

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