完全無欠コーヒーとも呼ばれるバターコーヒーでダイエットをするやりかたについて紹介です。
いずれのダイエット法もそうなのですが、バターコーヒーも痩せたという人もいますし、痩せないという人もいます。
失敗した方の原因は明確には分かっていませんが、何かバターコーヒーのダイエットのやり方を間違えていたのかも知れません。当記事では、コーヒーダイエットのやり方のポイントなどについて紹介致します。
バターコーヒーでダイエットは可能なのか
バターコーヒーの作り方については、別ページ「バターコーヒーの作り方」でくわしく紹介していますので、ご覧下さい。
ネット上にもバターコーヒーによる体験談などを公開しているページもあります。150kgの体重が50kgも減ったという事例もあるようです。
まるで魔法のような話ですね。
バターコーヒーダイエットで痩せる?痩せない?痩せた!
ネット上にはバターコーヒーダイエットをやって、「痩せる」「痩せない」「痩せた」という声が溢れています。
それらの口コミをよく観察してみるとわかることがあります。痩せない人が間違えているポイントがあります。
- やり方を間違えている
- 運動を全くしていない
- 期間が短すぎ
- 炭水化物(糖質)食べ過ぎ
- タンパク質不足
やり方を間違えている(詳しくは後述)
意外と多いのがやり方を間違えているケースです。詳しくは後述しますが、材料の間違いと作り方、そして飲むタイミングを間違えている人が多いです。普通のバターではダメです。またスプーンで混ぜるレベルではダメです。できれば、ミキサーなどを使ってしっかりと混ぜる必要がおあります。
運動を全くしない(個人差がある)
日中の仕事や家事などの活動量によります。20代30代の若い世代の場合、基礎代謝が高いことと、外回り系の仕事が多いので、運動をしていない人でも一日の消費カロリーは、高めです。
しかし、40代50代になると、基礎代謝が下がって、デスクワークの人が増えています。全く運動をしていない40代50代ではバターコーヒーのダイエット効果は薄いかもしれません。ジョギングやウォーキングを始めると良いです。
期間が短すぎて結果が出ない
個人差がありますが、バターコーヒーダイエットは、徐々に変化していくものです。2週間ほどから変化が出てくる人もいますが、せめて1ヶ月以上は続けてみてください。
それでも結果が出ない場合は、他の要素を間違えている可能性があります。
炭水化物(糖質)を食べすぎている
多くの現代人の肥満の原因は、炭水化物の食べ過ぎが原因となっています。バターコーヒーを朝食がわりに飲むというダイエット方法ですので、朝食分の炭水化物がなくなるはずです。昼と夜に食べている炭水化物の量が一日分の摂取量を超えている可能性があります。計算サイトを紹介しますので、チェックしてみましょう。
タンパク質が不足している
現代人の特徴は前述の炭水化物の食べ過ぎと、タンパク質の摂取量が不足しています。厚生労働省のデータによればカロリー摂取量も減少しています。ですので、脂肪の摂取は一定量あるようです。タンパク質の摂取量が不足し、筋肉量が落ちて代謝が減っている可能性もあります。
バターコーヒーのやり方を間違えていないか
バターコーヒーのダイエットがうまくいっていない人は、作り方・飲み方で間違いをしてる可能性もあります。
材料のグラスフェッドバターとMCTオイルをきちんと選んでいないのかも知れません。グラスフェッドバターとは、名前の通り、牧草だけを食べた牛のミルクから作られたバターですね。通常のバターとは成分が違うのです。
グラスフェッドバターにふくまれる脂質は不飽和脂肪酸が中心となります。本来不飽和脂肪酸は魚や植物に多く含まれています。グラスフェッドバター以外のバターは、成分が違います。
MCTオイルはどうでしょう。MCTオイルには、中鎖脂肪酸が含まれています。体内に残りにくく、エネルギーとして消費されやすいです。
また、バターとオイルを入れた後は、普通にスプーンでかき混ぜるのでは不十分です。理想としてはミキサーを使ってしっかり混ぜ合わせることです。しっかりと混じり合うことで吸収されやすくなり、脂質がエネルギーとして消費されやすくなります。
飲み方はどうでしょうか。バターコーヒーは、「朝」に飲みます。朝食代わりに飲みます。つまり朝食はこれだけです。
元々コーヒーのカフェインとポリフェノールが持っているダイエットの力に、消化しやすい脂質を一緒に摂取するのです。脂質を含んでいることで、ホルモン(コレシストキニン)の分泌を促進させる事で、満腹中枢が刺激され食欲抑制となり、腹持ちがいいという効果を感じます。
カフェインの力によって、朝から仕事に集中しやすくなることに加えて、ポリフェノールの抗酸化作用は、シミやしわを予防してくれます。
バターコーヒーのダイエットは2週間でも結果が出る
早い人は、2週間ほどでも結果が出始めています。朝食以外の食事は普通に食べますので、断食のように短期間で結果が出るものではありません、しかし、結果が出始める人は、始めてから2週間で2〜3キロの成果が出ているケースは少なくはありません。
もちろん、もとの体重にもよりますので、2週間で何キロ痩せたということは問題ではなく、正しい方法でダイエットが進んでいるのかのチェックポイントして、2週間を目安にされると良いと思います。
バターコーヒーの実践者は意外に多いので、周辺にもいるかも知れません。数年前には、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」でも紹介されています。体重が50kg減少して、IQが20ポイントアップしたという内容でした。もとの体重が140kgもあったということも驚きですが、その減量幅にも驚きます。
2週間から結果が出始める人が多いのは、朝食をバターコーヒーだけにすることで、8時間ダイエットにも似たファスティング(断食)効果と朝に炭水化物をまったく摂取しないことで、脂肪燃焼しやすい状態になる事も良い作用をしているようです。
またバターとオイルで、普通のコーヒーではない味になりますので、コーヒーが苦手という人でも飲めるという声も多数聞かれます。
バターコーヒーをインスタントで飲むなら
バターコーヒーは効果がありそうだが、継続するのが大変という方には、インスタントのチャコールバターコーヒーがおすすめです。
コーヒーのカフェインやポリフェノール(クロロゲン酸)は、もちろんバターとMCTオイルも配合されています。
ただし、自分で作るバターコーヒーとは、違いもあります。
バターコーヒーは、ブラックコーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを加えて作ります。チャコールバターコーヒーのバターには、無塩バターが使用されています。
グラスフェッドバターの特徴は、ビタミンA、ビタミンEの他に、オメガ脂肪酸が通常のバターの約5倍含んでいることです。また不飽和脂肪酸のリノール酸とリレイン酸が含まれています。
正しい作り方とやり方で、バターコーヒーダイエットを実践してみてください。きっと結果が出るものと思います。
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