コーヒーミルは、電動・手動とあり、価格も高いものは数万円から、安いものは2,000円〜3,000円からあります。しかし、実はamazonで検索すると、600円台から中華系らしきコーヒーミルがたくさん販売されていることに驚きます。
驚くことに、ポーレックス製品(日本製です)にそっくりな製品ばかりがうんざりするほど並んでいます。
そこで、まさかの100均にもコーヒーミルが販売されているのか、どんな商品なのかを調査しましたので、紹介します。
コーヒーミルは100均で買えるのか
日本が世界に誇る100均では、コーヒーミルが販売されているのか。
実は、販売されています。ダイソーとキャンドゥで販売しています。実際の販売価格は、やはり、100円は無理ですね。共に500円で販売されています。
セリアでコーヒーミルは売ってるのか|100円ショップ
セリアでコーヒーミルが販売されているのかが、気になる方がいるかも知れません。
しかし2021年現在、セリアで、コーヒーミルの取り扱いは確認されていません。西日本エリア大手のワッツでも取り扱いは確認できませんでした。
やはり100円ショップ大手で、コーヒーミルの取り扱いが確認されたのは、ダイソーとキャンドゥです。そして、価格は100円ではなく、500円で販売中です。
コーヒーミルの手動式が販売されている100均はキャンドゥとダイソー
ダイソーが500円のコーヒーを売り出し、売り切れ続出のなか、すでに1年以上経過しました。キャンドゥのコーヒーミルと比較をしながら、紹介します。ただし、キャンドゥ製品は、販売開始からまもなく廃盤になっています。
100均コーヒーミルのサイズ感と見た目
ダイソーのコーヒーミルのサイズ感は、350mlの缶飲料の一回り太い感じのイメージです。粉受け部は、ガラスの容器です。ハンドルは、収納時にネジを緩めてスライドさせる仕様です。
しかし、伸ばしてもかなり短いので、1杯分の豆を挽くのであっても、なかなか疲れそうです。愛用者の中には、100均で金属のステーを購入し、装備されてるハンドルと本体の間に、ステーをはめてネジ止めして使っている強者もいるようです。
対して、キャンドゥのコーヒーミルは、ダイソーのミルよりかなり小ぶりです。一瞬、ポーレックス・ミニかと思うくらいに、細身です。ハンドルは折りたたみ式になっていて、伸ばすとダイソー製よりも明らかに長いので回しやすい印象を受けます。
実際にコーヒー豆を挽くと
キャンドゥ製品は、挽き具合のコントロールに問題がありそうです。ハンドルが長く挽きやすいはずなのに、引っかかり気味で挽きにくい。
ダイソー製は、リング部分のダイヤルを合わせることで、5段階で粗挽きから極細挽きまでをコントロールします。粒度の均一性は別として、一応挽き具合のコントロールは出来ているようです。
しかし、キャンドゥ製は、挽目コントロールは、無段階のねじで行うようになっており、かなり感覚的であり、希望する挽目にするのは、何度も何度もトライ&エラーが必要です。
こうして比べると、ダイソー製が良さそうですが、それは、あくまでダイソー製とキャンドゥ製の比較です。ダイソー製はハンドルが短いので、前述の強者さんのように、ハンドルを改造しないと、一杯分のコーヒー豆を挽くのもかなり大変です。
100均で買えるコーヒーミルはダイソー|キャンドゥ廃番
キャンドゥ製のコーヒーミルは、すでに販売しておりません。店頭に在庫があるお店では、購入可能です。
ですので、実質は、ダイソー製だけということです。
1000円未満の中華製コーヒーミルは、壊れたなどの口コミが多いですが、ダイソー製では改造改良している方が多いようです。それはそれで面白くはありますが、コーヒーをおいしく飲むことから外れていくようにも感じます。
初のコーヒーミルをおいしく体験したいとお考えでしたら、ダイソー製コーヒーミルで苦労されるよりも、2千数100円で、HARIOの手動コーヒーミルを購入するようおすすめします。
もし、手動はもう疲れた、とおっしゃるのでしたら、電動コーヒーミル中華製が購入可能です。プロペラ式で、粉の粒度の均一性は不十分ですが、初心者段階では、自宅コーヒーの美味しさは感じられると思います。
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