自宅コーヒーが楽しくなると、粉で買ってきたコーヒーの賞味期限が短いことに、気づくときがあります。コーヒー豆の粉は、賞味期限が短いのです。
冷凍保存すれば、少し持ちますが、2週間が目安です。腐るというわけではありませんが、参加が進んで、まずくなります。
豆の状態で冷凍保存すれば、酸化のスピードはかなり抑えられます。自分でコーヒ豆を挽いて飲むコーヒーの味わいや香りに、都度驚かれるかもしれません。
コーヒーミルの電動を選ぶ基準がわかる
前述の通り、自宅コーヒーをおいしく飲むには、賞味期限切れにならないうちに、コーヒーを飲むことが大事なのです。そのためには、自宅にコーヒーミルを持っておくほうがおすすめなのです。
自宅にコーヒーミルがあると、いつでも挽きたてのコーヒーが味わえるということと、賞味期限を長めに楽しめることになります。(コーヒー豆で保存することになりますので)
コーヒーミルを買うのは電動か手動か?
はじめてのコーヒーミルを買うときには、ついつい電動がいいのか、手動がいいのか、と考えてしまいます。しかし、長年において、電動と手動が、販売されていることからも分かる通り、それぞれにメリット・デメリットがあります。
強いてあげるならば、初心者の場合、コーヒー豆をガリガリと手動で挽いていく作業が面倒に感じてしまう可能性があります。一番最初に買うコーヒーミルとしては、電動ミルで低価格の製品を選び、まず自宅コーヒーで挽きたてコーヒーを味わう生活に馴染むのが、良いように思います。
そして、もっとおいしくコーヒーを入れたいと感じるようになりましたら、手動ミルか電動ミルの高性能機種を選ぶのがおすすめです。
実は、コーヒーミルがコーヒー豆を挽く方式は複数あり、電動か手動かと採用されてる方式と価格との関連性があります。やはりミルの価格が高くなりますと、挽かれた豆は安定的に挽目がより揃った状態になります。
手動ミルのメリット・デメリット
手動ミルのメリットは、コーヒーを入れる時間を楽しめることにあります。そのまま、裏返すと、時間がかかる・手が疲れるというデメリットでもあります。
モーターのように高速回転で、ミルを回すことは出来ませんので、熱が発生しづらいというメリットもあります。
工芸品のようなデザインの製品を選ぶ場合は、内部の臼刃が摩耗したようになっていないか、を確認したほうが良いです。手動ミルの場合、デザインが無骨でも臼刃がしっかりしている製品を選んでください。
電動ミルのメリット・デメリット
電動ミルのメリットは、時間が短くて、手が疲れないことです。最初のミルとしては、プロペラ式の電動ミルは安価で購入しやすいです。
挽いた豆の均一性を考えると、コニカル式を選びたいところですが、価格が1万円を超える(〜2万円くらい)ことと、ミル本体の大きさがそこそこ場所を取ります。ここがデメリットです。
コーヒーミルで珈琲の味が変わることは、確かなので、どう選ぶかです。
ちなみに、筆者は電動プロペラ式と手動ミルを、日によって使い分けています。手動ミルはコマンダンテまでは、手が届かないので、1万円ほどのコニカル式を使用しています。時間の余裕があるときは、手動ミルでガリガリします。
コーヒーミルで豆を挽く方式は3種類
コーヒーミルの方式が3種類あるのは、実は電動ミルだけです。手動のコーヒーミルは、ほとんど1種類なのです。
コーヒー豆を砕く刃が回転するプロペラ式
電動ミルの刃がプロペラのように回転するのです。ほぼ、フードプロセッサーと同じ構造です。もちろん、容量はコーヒー用に設計されています。スイッチだけの設計のものがほとんどで、スイッチを押してる間中、豆を挽きますので、挽目は何gで何秒と覚えると良いです。
この方式の最大の魅力は価格(3000円ほど)です。入門者でも選びやすい価格帯に各メーカーから、手頃価格で販売されています。ですので、自宅コーヒーのための最初のコーヒーミルとしては、最適ではないかと思います。
ただし、ドリップに適している中挽きあたりの挽き具合では、挽いた粉がムラになりやすいです。ムラが多い粉は、お湯が全体に浸透する時間がかかり、コクや香りがうまく抽出されない可能性もあります。
豆を均一に挽きやすいコニカル式(コーン式、臼式)
固定された刃に対して、円すい形状の刃(臼刃)が回転して、2つの刃の間にコーヒー豆が入り込み、砕かれていく方式がコニカル式です。コーン式や臼式ともいいます。
挽目が安定的に、均一に揃いやすいです。電動ミルの場合、価格が少し高価(1〜2万円ほど)になります。また、手動ミルはほとんどこの方式を採用しています。手動ミルは、デザイン性・挽きやすさ、などにより価格は2000円〜1万円前後まであります。手動ミルの最高級品といわれる「コマンダンテ」は、約5万円の価格で、プロを含め愛用する人が少なくないと聞きます。
手動ミルの中で、工芸品的なデザインや、低価格の製品は、中の臼刃がきちんと刃が作られておらず、挽いた豆にムラが多く出ます。流石に1万円前後の手動ミルの場合、セラミックやステンレスで細かく臼刃がついている製品もあります。このくらいの価格帯になると、ムラが無くなり、均一性のレベルもかなり高くなります。
業務用に多く見かけるフラットディスク式
このタイプは、お店で見かける大きな機械に円柱状の容器(豆を入れる)が立っている機械のものです。
コニカル式と同様に、均一に挽くことができるのが魅力ですが、本体がかなり大きいことと、価格もかなり高価になります。やはり、業務用のイメージが強いです。
電動コーヒーミルを選ぶときの目安
電動コーヒーミルを選ぶ時に、豆の均一性と同じくらいに重視したいポイントがあると思います。コーヒーミルを選ぶときの参考にしてくださればと思います。
電動コーヒーミルは小型でコンパクトなものを選びたい
小型・コンパクトなミルを紹介します。
製造はHadinEEonという中国の会社。2枚刃のプロペラ式。本体は約500gしかないコンパクトサイズです。スイッチはオンとオフのみ。価格と場所を取らないことが魅力です。挽いた豆の均一性は高くありません。コンパクトさでは、群を抜いています。
電動コーヒーミルはコードレスを選びたい
充電して使用するコードレスタイプ。USB充電です。セラミックのコニカル式です。粒度の調整が可能ですので、安定的に均一性のコーヒーを挽くことができます。コニカル式でこの価格は、魅力的です。
電動コーヒーミルならオシャレなタイプを選びたい
電動ミルでも見た目がオシャレな製品もあります。この製品は、おしゃれかつ本格的でもあるミルです。コニカル式を採用し、電動ミルのネックである熱対策のため、低速で回転さっせるため、摩擦熱がおきにくいです。コーヒー豆の香りや風味を損なわずにコーヒーを楽しめます。上部のホッパーにコーヒー豆を入れておけばいつでも飲めます。ただし、常温のコーヒー豆は、1ヶ月ほど経過すると酸化が始まりますので。その前に飲み切る分量を入れておくのが良いです。
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