コンビニコーヒーの各社の企業努力がなかなかすごいです。
そんな中で当記事では、ローソンコーヒーに注目し、深掘りし紹介いたします。
ローソンは毎年のコーヒー豆の収穫に合わせてブレンドの配合を変えているのです。ということは、厳密には、ローソンのコーヒーは毎年微妙に味が違うということです。
継続された企業努力がすごいです。
ローソンのコーヒー豆・自宅でもマチカフェの味が楽しめる?
ローソンでは、マチカフェ10周年を記念して2021年2月から、マチカフェのコーヒー豆を販売しています。
これで、自宅でもまちカフェコーヒーが味わえる、と考えるところですが、実はそう簡単ではありません。
なぜかというと、ローソンのマチカフェコーヒーは、エスプレッソ抽出で入れたコーヒーだからです。
ローソンのコーヒーマシンはドリップではなくエスプレッソ抽出
現在のコンビニコーヒーのコーヒー豆からコーヒーを抽出する方法は、ドリップ方式とエスプレッソ方式が主流です。
ドリップ方式は、一般的に自宅でコーヒーを入れて飲む人が利用している方法です。コーヒーカップかソーサーの上にドリッパーをセットし、ペーパーフィルターを載せて、その中に挽いたコーヒー豆を入れて、ドリップポットで、ポタポタ・チョロチョロとお湯を注いていくと出来上がります。
コーヒー器具のコストが安価なので、利用する方が多いのです。
一方で、エスプレッソ方式では、エスプレッソマシンが必要になります。コーヒーの粉に高圧(9気圧程度)のお湯を20〜30秒吹き付けて、コーヒーを抽出します。メーカーと機種によって、値段は様々です。
ドリップとエスプレッソでは、味に明確な違いがあり、ドリップの方は、一般的に、スッキリした味わいのコーヒーになりますし、エスプレッソは、濃い味になります。ラテで飲みたい方は、エスプレッソで入れた方が、コーヒーの濃い味とミルクで、濃厚な味わいになります。
自宅でローソンのマチカフェのエスプレッソのように入れる方法はないのか
方法は2つあります。一つは、デロンギなどのエスプレッソマシン(全自動ではない)を2万円弱で購入する方法です。もう一つは、正しくはエスプレッソではないのですが、エスプレッソ風の濃い味わいになるマキネッタを使う方法です。
デロンギのマシンは、抽出方法がエスプレッソですが、1ショット30mlのいわゆるエスプレッソ(小さいカップで濃いコーヒーを飲む)から、1杯150mlの普通のコーヒーサイズにも入れられます。
マキネッタの方は、エスプレッソのような高圧水蒸気ではありませんが、水蒸気でコーヒーを抽出する仕組みになっていて、エスプレッソのような味わいになります。1杯50mlほどが目安です。
味わいとしては、デロンギのコーヒーマシンで入れた方が、ローソンに近い味になるはずですが、もしラテにして飲むなら、マキネッタでも悪くないです。器具の価格は最も有名なビアレッティの機種が3000円ほどで購入できます。
なお、Amazonではビアレッティのエスプレッソメーカーとして販売されていますが、ビアレッティの説明にはエスプレッソとは書かれていません。
また、マキネッタは、直火式ですので、ガスレンジで使うことになりますが、専用の五徳を使わないと安定しないので、危ないです。五徳はAmazonで、1320円で販売されています。
ローソンのコーヒー豆が販売|マチカフェのコーヒー豆
ローソンのマチカフェのブレンドコーヒー豆は、毎年の収穫に合わせて配合を変えていることを知っていましたか。確かに、コーヒーは農園で作られますので、コーヒー産地の状況によって、出来具合は変化しますので、ローソン方式はとても良い方法だと感心します。
マチカフェ10周年を記念して、2021年2月16日から販売されています。250g1パックを900円で販売しています。
ただ、店頭でコーヒー豆を引いてくれるなどのサービスはありませんので、注意です。これを機会に、コーヒーミルを自宅用に購入しても良いと思います。
コーヒーは豆の状態で保存する方が圧倒的に長く飲めます。コーヒー豆は挽いた状態だと賞味期限は1週間位しかありません。どんどん酸化してしまい、味が変わってしまいます。冷蔵庫内でも劣化します。
豆の状態なら、1ヶ月は冷蔵庫で保管できます。
ローソンのコーヒー豆の特徴
ローソンのコーヒー豆は、コーヒー豆ごとに最適な焙煎を行い、ブレンドはその後で行っています。
ブレンドの軸となっているのは、ブラジル・イパネマ農園の豆です。精製後の豆は、木製貯蔵庫の中で、15日間以上寝かせて熟成させているようです。
レインフォレスト・アライアンス認証農園の豆のみを使用(レインフォレストアライアンスは1987年に設立された非営利保護団体)
スペシャルティコーヒー並みの管理がされているようです。
スペシャルティコーヒーとは、栽培管理、収穫、選別、品質管理が適正にされていて、欠点豆(カケなど)の割合が非常に少ない豆であり、輸送や保管についても劣化が少ない状態で焙煎され、不良なコーヒー豆の混入を防いでいることが基準になっています。
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