コーヒーで便秘解消!実は悪化する場合も?それは飲み方次第!

コーヒー 便秘

あなたは今便秘に悩んでいませんか?

便秘を治すには何を食べればいいのかと調べると、その中の一つにコーヒーが出てきます。

コーヒーは便秘解消に良い。

でも、便秘の要因にもなり得ます。

真逆の事を言ってますが、どっちなんでしょうか?

今回、コーヒーと便秘との関係をまとめました。

目次

コーヒーで便秘解消する?

コーヒー 便秘 (1)

コーヒーには便秘が治る効き目があります。

いったいどういう仕組みなんでしょうか?

コーヒーで便秘解消の仕組み

コーヒーには、腸の働きを良くして、便秘を治す効き目があります。

それは、腸のぜん動運動が促進されるからです。

腸のぜん動運動とは、腸が伸縮して、腸内の食べカスが運び出され、便が排出しやすくなる運動のことです。

カフェインが便秘に効く?

便秘が解消するのは、コーヒーのカフェインとクロロゲン酸にに効き目では、と考えられています。

腸のぜん動運動もはじめは、カフェインが要因とされていましたが、デカフェでも効き目はあります。

カフェイン抜きだと、ぜん動運動促進の効き目は2割低下します。

それでも、8割は効き目があるため、カフェイン以外の要因があるのです。

コーヒーのカフェインとポリフェノール(クロロゲン酸)によって、ガストリンというホルモンが出ます。

このガストリンが、胃酸の分泌を促進します。

その結果、胃と腸の動きが刺激されます。

コーヒーで便秘解消は妊婦にも有効

本来は、妊婦には、コーヒーはお勧めできません。

胎児に影響があるからです。

諸外国の認識でも、成人の場合で、カフェイン400mg、妊婦の場合は、200mgとされています。

普通のコーヒカップ(150m)なら、カフェインは90mgが目安になります。

つまり、カップ2杯くらいまでなら、OKです。

もし、便秘を解消したい妊婦さんなら、砂糖を入れないブラックのままで、飲むことで便秘解消効果が期待できそうです。

コーヒーにオリーブオイルを加えると便秘対策になる

オリーブオイルには、オレイン酸などの不飽和脂肪酸が含まれています。

腸の運動(ぜんどう運動)を促進させてくれる効果があります。

コーヒーに、オリーブオイルを数滴垂らすことで、便秘対策になります。

オレイン酸には大腸の動きをよくする働きと、弁を柔らかくする効果が期待できます。

コーヒーで便秘が治るのは、腸内細菌の働き

別の要素では、コーヒーの成分のオリゴ糖も一因です。

オリゴ糖は、腸内のビフィズス菌のエサになります。

ビフィズス菌が活発化すると、腸の運動が良く整えられます。

また、コーヒーにミルクを足したカフェラテでは、ミルク自体にビフィズス菌が入っています。

ビフィズス菌が増えると、腸内環境が整えられ、便秘の改善に繋がります。

ただし、ミルクは摂りすぎるとお腹をこわします。

あわせて読みたい
コーヒー飲むと体に起こる気になる変化 コーヒーを飲むと体にいろいろな変化が起きるこが気になる方がいるかもしれません。 コーヒーに含まれるカフェインは、薬にも無水カフェインが含まれているように、飲み...

コーヒーで便秘になる人の原因は?水分

コーヒーで、逆に便秘になってしまうことがあります。

便秘の原因は、コーヒーの利尿作用です。

コーヒーで便秘が悪化?

便秘は、大腸が便の水分を吸収する機能が関わっています。

水分を失った便は、硬くなって詰まりやすくなります。

普通なら、大腸に溜まった便も、ぜん動運動で直腸へと押し流されます。

しかし、腸の動きが悪いと便は溜まったまま、便秘になるのです。

コーヒーには、ぜん動運動を促す効き目があります。

しかし、一方では、コーヒーの利尿作用が水分を排出しすぎて、便秘を悪化させる要因にもなります。

コーヒーの飲みすぎが便秘になる

コーヒーを飲むと、トイレが近くなりますよね?

カフェインの利尿作用が要因です。

利尿作用で、体内の水分が尿となって流れていきます。

コーヒーを飲みすぎると、これが水分不足に繋がります。

その影響は、腸内にも及び、便の水分が奪われかねません。

すなわち、便が硬くなり、便秘がひどくなります。

コーヒーは、水分補給には向かないと言われるように、便秘時に飲みすぎは逆効果です。

コーヒーで便秘を治したいなら

コーヒー 便秘 (2)

コーヒーには、便秘を治す効き目と、飲み方では悪化させる効き目がありました。

それらを踏まえて、便秘を治すためのコーヒーの飲み方をお伝えします。

便秘に効くコーヒーの飲み方

便秘に効く、コーヒーの飲み方や注意点を以下にまとめました。

摂りすぎない

とりあえず、飲みすぎは何事にも良くありません。

便秘の場合も、利尿作用で腸内の水分不足を招くので、適量と言われる1日3杯程に抑えましょう。

適度なら、腸のぜん動運動の助けになります。

デカフェにする

コーヒーの利尿作用は、主にカフェインが要因です。

デカフェにすれば、水分不足になる問題も解決できます。

腸のぜん動運動も、カフェイン抜きでも8割の効き目はあるので、デカフェは一つの手ですね。

食後に飲む

コーヒーには、胃液の分泌を促す効き目もあります。

空腹時は、胃が荒れる心配がありますが、食後なら食べ物の消化を助け、腸にも優しくなります。

ミルクを入れる

ミルクを入れたカフェラテにすれば、ミルクの乳酸菌が腸内環境を整えてくれます。

牛乳を飲みすぎるとお腹を下しますよね?

行きすぎれば便が緩くなって、下痢になりますが、適度であれば便が柔らかくなり、便秘改善になります。

まとめ

コーヒーには、腸のぜん動運動を促し、便秘を治す効き目があると分かりました。

また、コーヒーの成分のオリゴ糖が、腸内のビフィズス菌のエサとなり、腸内環境も整えてくれます。

ミルクなどの乳製品と合わせて飲むと、これも腸内環境を整えるのに繋がります。

しかし、摂りすぎは利尿作用で、腸内の便が水分不足になり、便秘を悪化させる心配があります。

水分不足にならないためには、コーヒーより水を飲みましょう。

または、デカフェにして飲むのもありです。

関連記事一覧

  1. 健康
  2. コーヒー飲むと体に起こる気になる変化
  3. 薬を飲んだ後のコーヒー|カフェインやタンニンが効果に影響する?
  4. コーヒーアレルギー|症状と治し方
  5. コーヒーは一日何杯までなら摂取量オーバーにならない?
  6. コーヒー飲むと便意をすぐに感じる|朝コーヒーは下痢?
  7. コーヒーが原因で眠くなる?逆じゃないのか!
  8. コーヒーで下痢は注意かも?特に黒い便や下痢は危険信号!?
  9. コーヒーで便秘解消!実は悪化する場合も?それは飲み方次第!*当記事
  10. コーヒー飲んだ後の口臭を消す対策は?予防するには?
  11. 二日酔いにコーヒーは効果があるのか?
  12. 風邪とコーヒー:効果的な予防・緩和法を紹介
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

管理人のmyu221です。コーヒー好き40数年の管理人がコーヒー関連の記事を書いています。コーヒーの種類や飲み方、それに健康に関すコーヒーの作用や影響などです。

目次