コーヒー豆の賞味期限はいつまでか?豆と粉の賞味期限切れ

コーヒー 賞味期限

コーヒーの賞味期限はいつまでなのか、ご存知でしょうか。また、賞味期限が切れたコーヒーは、飲めないのでしょうか。コーヒーの賞味期限について、解説します。

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コーヒー豆の賞味期限はいつまでか?豆と粉の賞味期限切れ

コーヒー 賞味期限 (1)

ついうっかりコーヒーの賞味期限を忘れてしまうことがあります。

開封前のインスタントコーヒーならば、容器に記載されている賞味期限が目安になります。開封してしまうと、容器に記載されている賞味期限は、参考にならなくなります。

また、コーヒーショップから買ってきたコーヒー豆の場合は、どうでしょう。焙煎した豆のままなのか、既に粉に挽いているマメなのかによっても異なります。

コーヒー豆の賞味期限切れは いつまでか?

コーヒーの賞味期限は、状態によって異なります。賞味期限は、焙煎した豆の状態なら、約30〜90日(保存状態で違います)。豆を挽いて、粉の状態なら、豆を挽いてから約2週間以内が賞味期限になります。

コーヒー豆は、真空包装や、冷凍保存されていると、もう少し長く保存することができます。しかし、基本的には、コーヒーは、思っているよりもかなり速いスピードで、酸化してしまうことを覚えておくと良いです。

コーヒー豆の賞味期限切れ2年!|古いコーヒー豆で腹痛になった人もいる

コーヒーを購入してくると、豆を挽いて袋に入っている状態のもので、賞味期限が1年の日付が記載されています。

しかし、買った経験のある方なら、分かると思いますが、袋にはガスを抜き為の小さい穴があります。つまり、真空包装などの密封状態ではないことになります。この場合、コーヒーの酸化は進んでいると考えた方がいいです。

実際、コーヒーの粉のはいった袋に記載された日付よりも、半年以上前であったのに、購入してから3ヶ月ほど経過した時点で、飲まれたコーヒーは、完全に酸化していたとの情報もあります。一方で、豆の状態で、真空包装などで密封されている状態なら、賞味期限は、焙煎してから2年は大丈夫とされています。

つまり賞味期限切れで1年2年と過ぎているコーヒーを発見したら、真空方法の豆状態なのかが、ポイントです。たまに、未開封なら大丈夫と言って飲んでしまう方もいるようです。でも完全に酸化してるはずなので、変に酸っぱいマズイコーヒーになるだけではなく、激しい腹痛になったという体験談を読んだことがあります。

ドリップバッグコーヒーの賞味期限は

ドリップコーヒーとは、ドリップができるように1杯ずつのドリップバッグとして、豆を挽いた粉の状態でバッグの中に入れて作られています。

もし包装の袋が未開封なら、賞味期限は製造から6ヶ月〜1年位になっていると考えて良いでしょう。脱酸素剤が入っている場合は、18ヶ月程度の場合もあります。

もし未開封だけど印字されてる賞味期限の日付が切れてしまっている場合は、包装を開けて匂いを嗅いでみて、飲んでみるしかありません。ただし、期限切れから6ヶ月以内が目安でしょう。

また、賞味期限まで日付の余裕はあるが、個別包装ではないタイプで、開封されているものは、開封して2週間で酸化しているはずです。もし冷凍庫にでも保存していたのであれば、飲めるかもしれませんが。状態は厳しいと考えざるを得ません。

コーヒー豆が粉なら賞味期限切れは、約2週間と考えるべき

焙煎した豆を挽いてから、2週間を目安に、飲みきるのがおすすめです。粉の状態だと、冷蔵庫で保存していても劣化は進みます。すぐに飲みきれないと予測される場合は、密閉容器に入れて冷凍保存してください。なるべく空気に触れさせないで、冷暗所に保存することで、もう少し日にちを伸ばせると思います。

1番良いのは、小分けで、冷凍することです。この方法の場合、冷凍庫から出してすぐにお湯を注ぐと、お湯が冷めてしまいます。冷凍庫から出して、回答してから、お湯を注いでください。

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コーヒーの生豆の場合は

最近は、自宅で焙煎をするコーヒー好きの人も増えているようです。焙煎する前の生豆の状態で、コーヒー豆を購入して、焙煎機で焙煎するのです。生豆の状態での賞味期限は、一般的に、2年ほどは大丈夫といわれています。ただ、この期間は、生豆を買ってからではなく、収穫をしてからの期間です。

スティックコーヒーの賞味期限切れは

インスタントコーヒーの場合、包装の状態によります。スティックコーヒーの場合は、一般的に1〜2年が賞味期限になっています。瓶詰めタイプなら2〜3年です。

問題は、やはり賞味期限が切れているものですね。開封してしまっているものは、なるべく早く使い切りましょう。

スティックの個別包装の場合、保存状態にもよりますが、内容物がサラサラしていない場合は、やめておいたほうが良いです。

賞味期限切れのコーヒー豆はどうする|消臭剤として使える

賞味期限切れのコーヒーは、どうしているでしょうか。恐らく、そのまま捨ててしまう人が多いかも知れません。

期限切れになってしまうのは、コーヒー豆を挽いた後の粉の場合が多いと思います。その場合、そのまま捨ててしまうのではなく、再利用に役立ててください。最も有効なのは、消臭剤として使う方法です。袋や容器に入れて、靴箱やトイレ、冷蔵庫に入れて消臭剤として利用可能です。コーヒーを飲んだ後の出がらし状態のコーヒー粉も同様に、消臭剤として利用できます。

コーヒーフレッシュ・コーヒーミルクの賞味期限は

ご存じの方も多いですが、小分けで包装されているコーヒーフレッシュ(ほか類似製品も)等は、実は原料は牛乳ではありません。記載されている賞味期限を見ても、要冷蔵の表示もないので、知っている人は多いです。

原料は、植物性油脂と乳化剤、そして添加物が色々という食品なのです。ですから、常温保存で大丈夫なのですね。しかし、そうはいっても賞味期限があります。製造から90日になっています。問題は、賞味期限切れたものは、いつまで使えるのかということです。

これは、目安30日程度と考えておくべきです。30日まで達していなくとも開封してみて味や匂いが変だなと感じたら、やめておいたほうが良いです。捨てましょう。

まとめ

コーヒーは、状態(豆か粉)によって、賞味期限が異なります。ご注意ください。

賞味期限を過ぎたコーヒーは、酸化しています。酸味がして、コーヒーの風味はなくなり、人によって、腹痛になったり、してしまいます。

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