グアテマラのコーヒーについて深く掘り下げてみます。
そもそも、グアテマラがどこにある国なのか知っているでしょうか。
グアテマラコーヒー|特徴と味
グアテマラでは、18世紀中頃にコーヒーが伝わり、栽培が始まりました。
グアテマラという国が世界のどこにあるのかをご存知ないのかを知らない人は多いです。
実は、北米大陸と南米大陸がつながるあたりに、ある小国です。
北は、メキシコ、南はエルサルバドルに接しています。
グアテマラの面積は108,900km2であり、日本の3分一以下(377,900km2)より小さいほどです。
しかし、そんな小国なのに、コーヒーの生産は世界で第10位というコーヒー生産国です。
グアテマラコーヒー豆の特徴|味(酸味)
グアテマラと言えば、日本でも人気の銘柄です。
それもそのはず、グアテマラコーヒーの輸出先で、日本は、アメリカ・カナダについて第3位です。
グアテマラの味わいは、上品な酸味とコクが特徴です。
そして、甘い香りも特徴の一つです。
ただ、味わいの表現と個人的な感じ方がありますので、ぜひ一度お試しください。
グアテマラコーヒーの美味しい入れ方|やはりドリップ?
グアテマラコーヒーの美味しい入れ方は、やはりドリップでしょう。
ただ、ドリップは手軽にコーヒーを楽しめる入れ方ですが、注ぐお湯の温度や蒸らしの時間、抽出する時間で、味わいが変化します。
その分自分の好みにコントロールすることもできます。
グアテマラの持ち味は、酸味とコクです。
酸味をより味わいたいのであれば、注ぐお湯の温度は、90度より下の温度にするのです。
蒸らし時間と抽出時間は、長くなると苦味が出やすくなりますので、20〜40秒くらい蒸らすと良いでしょう。
グアテマラコーヒーの種類・生産地
グアテマラコーヒーは、ストレートコーヒーの他に、ブレンドのベースとしてもよく使われます。
グアテマラコーヒーの主要な種類は、4種類です。
グアテマラコーヒーの種類
- ティピカ(アラビカ種の中で最も古い品種。甘味と酸味が特徴。)
- ブルボン(ティピカから変異して生まれた。)
- ムンドノーボ(スマトラ種とブルボン種の自然交配種。病気に強いのが特徴。)
- パカマラ(ティピカの変種とブルボンの変種の交配種。稀少種。)
コーヒー豆の種類は、大きく分けると2種類か3種類に分かれると言われています。
突然変異や自然交配などにより、コーヒー豆の種類は、病気への耐性が強くなったり、稀少種も生まれています。
グアテマラコーヒーの等級
産地の標高によって、グアテマラコーヒーの等級は、7つに分かれます。
600m以下はGW等級、最も上の等級はSHB等級で、標高は1350m以上とされています。
等級が高くなるほど、香りが高くなり、綺麗な味わいになります。
苦味やコクも、すぎない程度のちょうど良さになるのです。
グアテマラコーヒーの生産地
グアテマラコーヒーの生産地は、8つです。
- アンティグア
- フライハーネス
- アティトラン
- コバン
- ウエウエテナンゴ
- サンマルコス
- ニューオリエンテ
- アカテナンゴ
セブンコーヒーのグアテマラブレンド
セブンコーヒーでは、リッチコーヒーの第2弾として、「グアテマラブレンド」が販売されています。
第1弾は、「キリマンジャロブレンド」でした。
前述の通り、グアテマラはブレンドコーヒーのベースとしての評価が高いコーヒー豆です。
セブンコーヒーに使用されているグアテマラは、標高2,000mの最上級グレードの豆にこだわっています。
香りと酸味が際立っています。
コーヒーショップでも、なかなか味わえない最上級グレードを楽しみましょう。
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