カフェインの量は、緑茶やコーヒーなど、飲み物によって異なります。
どれ程のカフェインの比較差があるのでしょうか。
こちらの記事を読んでくださいますと、「コーヒーの方が緑茶より、カフェイン量が多い事」についてご理解いただけます。
それでは、解説いたします。
緑茶とコーヒーのカフェインを比較!
そもそもカフェインとは、コーヒーから分離された事からカフェインと名付けられた、アルカロイドという有機化合物の一種です。
主に覚醒作用、強心作用、脂肪酸増加作用、脳細動脈収縮作用、利尿作用があり、眠気覚まし等に、カフェインを摂取するという人が多いです。
ガン予防にもなり、ダイエット効果も期待できます。
過剰摂取は、不眠や頭痛、腹痛等の副作用をもたらし、カフェイン中毒になる場合もあるものです。
しかし、カフェインの摂取量に気を付けていれば、健康的には良いものです。
カフェインはコーヒーと紅茶・緑茶にも含まれてる|比較
カフェインと言えば、第一に、コーヒーを思い浮かべると思います。
実は、この世の中に溢れている飲み物には、意外とカフェインが含まれています。
日本人なら、緑茶ですね。
緑茶と言うと、カフェインより、カテキンの方が、先に頭に浮かぶ単語であると思います。
しかし、緑茶にもカフェインは含まれています。
コーヒー以外で、カフェインが含まれている飲み物は、次の通りです。
紅茶、煎茶、ほうじ茶、玄米茶、玉露、抹茶、ウーロン茶、麦茶…。
こうして並べてみると、お茶にはカフェインが入っているものが多いですね。
では、日本人がよく飲む緑茶について説明していきます。
ちなみに、緑茶とは一体なんでしょう。
一般的に、思い浮かべる緑茶は緑のお茶ではないでしょうか。
実は違うのです。
緑茶とは、一つのお茶の種類ではなく、煎茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶、玉露等、これらの総称なのです。
つまり、上記で示したカフェインが、入っているお茶は(紅茶、ウーロン茶、麦茶)以外は、緑茶という事になります。
コーヒーのカフェイン量
一口にコーヒーと言えど、入れ方の種類によって、比較すると、カフェイン量が違うのはご存知でしょうか。
ここではコーヒー150ml量で比較します。
(エスプレッソのみ30mlで比較しています)
・ドリップコーヒー:90㎎
・インスタントコーヒー:86㎎
・水出しコーヒー:65㎎
・バーコレーター:60㎎
・エスプレッソ:60㎎(30ml)
このように、比較すると、コーヒーは入れ方の種類によってカフェインの量が違います。
豆の比較によっても、少しづつ違ってくるものです。
また、焙煎の仕方によっても、カフェイン量を比較すると、違いがあります。
深煎りだと、焙煎時間が長くカフェインが揮発するので、カフェイン量の比較では少ないです。
深煎りの場合、苦みが強くなるので、比較すると、カフェイン量が多いような気がします。
しかし、実際に比較すると、逆の結果なのです。
ですが、更に苦みが強い印象があるエスプレッソは、特にカフェインの量が多いという比較結果になっています。
ですので、比較の上で、最もカフェインが多いのは、エスプレッソです。
エスプレッソを飲む時には、飲む量に気を付けた方が良いです。
緑茶のカフェイン量
緑茶は、コーヒーとの比較では、1杯当たりの飲む量が違います。
ここでは、比較しやすいように、コーヒーと同じように150mlあたりのカフェインの量に換算し比較しています。
(玉露のみ60mlで比較しています)
・煎茶:10㎎
・ほうじ茶:20㎎
・玄米茶:10㎎
・抹茶:96㎎
・玉露:160㎎(60ml)
コーヒーと比較すると、玉露は、圧倒的にカフェイン量が多いという比較結果です。
他の緑茶は、比較するとかなり少ないのが分かります。
カフェインをあまり摂ってはいけない方は、緑茶がお勧めですね。
ただし、玉露以外の緑茶ですね。
緑茶の中で玉露は、比較すると、コーヒーの中で、カフェインが最も多いエスプレッソよりも、更に多いからです。
ある意味、玉露のカフェインの比較データは、驚くほど多いということです。
カフェイン量の比較で、注意が必要なのは、ペットボトルの緑茶です。
普通の緑茶であれば、比較するとカフェイン量はそこまで多くないです。
しかし、濃いめと書かれてあるものは、カフェイン量が2倍程含まれています。
更に、緑茶のペットボトルは、500mlあるのですから、一気に飲んだりすると、相当な量のカフェインを摂取することになります。
ノンカフェインのペットボトルが、たくさん販売されています。
カフェインを控えている方は、注意して選んで下さい。
紅茶のカフェイン量
紅茶のカフェイン量は、茶葉の種類/産地、そして、抽出方法で多少の違いがあります。
あくまでも平均的な方法(2分〜4分の抽出)での、カフェイン量を表示します。
紅茶のカフェイン量は、コーヒー・緑茶との比較を考慮し、150mlあたりのカフェイン量です。
コーヒー緑茶のカフェイン|日本人にはカフェイン耐性がある
日本人は、カフェインに耐性があり、欧米人のように、コーヒーで目覚まし効果は得られないようです。
実は、日本人に限らず、東アジアの人々には、カフェインの耐性があるようです。
その原因と考えられるのは、古くからのお茶を飲む文化です。
もちろん、お茶にもカフェインは含まれています。
しかし、タンニンも含まれている。
このタンニンがカフェインの効果を抑える働きをするようです。
そうして、お茶を飲む文化を長く続けてきたおかげで、日本人にはカフェインに対する耐性ができたと思われます。
カフェインに弱いのは、コーヒーが世界に普及するまでカフェインに触れることのなかった民族の方々です。
まとめ
コーヒーと緑茶を比較すると、緑茶の方がコーヒーよりカフェイン量が少ないです。
緑茶とは、煎茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶、玉露等のお茶の総称です。
玉露だけは、コーヒーよりもカフェインが圧倒的に多いので、カフェインを控えている方は注意が必要です。
また、コーヒーもエスプレッソだとカフェイン量が多めなので飲む量に注意が必要です。
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